龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

東京MXテレビへの抗議活動を中止せよ

応援する者の老婆心として言えば、N国党の立花氏は東京MXテレビへの抗議活動を取り敢えずは中止した方がいいよ。これまでの私の主張と矛盾するかも知れないが、筋道的にはするべきだと思うし、間違った行為であると言えないと思うが、今の状況を冷静に考えれば止めた方が賢明だ。まずマツコさんはともかく東京MXの上層部の判断は変わらないと思う。上杉幹事長がTVに出演させてほしいと要望しているにも関わらず無視しているのであれば、今後も事態の成り行きを静観しながら、基本的には無視し続けるということであろう。議員数2人であろうと国政政党の要望に何の回答も示さない放送局の姿勢は問題であるし、許せないものでもあるが、東京MXの上層部とすれば、抗議活動など勝手にやらせておけというような考えだと推測される。抗議活動というものは勢いなり、勢力が大きくなっていくのであれば有効であろうが、尻すぼみに、弱気になっていくものであればやらない方がいいし、無理をして継続したところでイメージが悪過ぎる。本来は無視をする東京MXの方が不誠実な対応をしているのに、大衆の見方とすれば東京MXが大人の対応をしていて、立花氏が無意味に騒いでいるだけのように見えてしまって、批判が高まっていくであろう。東京MXの上層部は現時点でそのような進展を計算しているのであろうと思う。政治家は大衆の反応を正確に読まなければならないものである。それにマツコさんの発言は、問題性があるにしても国会議員がいつまでも引きずって抗議活動を続けるほどの公益性があるかと言えば疑問である。韓国の不買運動ではないが、それと同じレベルで単に感情的に反発して示威活動を継続しているように国民から見做されれば、今後今以上の支持を集めていくことは難しいであろう。国会議員の仕事はデモをすることではなくて、立法行為である。前回述べたように放送法の在り方そのものを問題視して、改正、廃止に踏み込んでいくべきだ。そのように対マスコミ戦略のギアをシフトアップさせていかなければならない。そうすれば放送局は無視することは出来ないはずである。今の状態では政治家と言うよりも単なる市民運動家だ。一人や二人の市民運動家など無視しても構わないという理屈に落ち着く。それからユーチューブのアンケート機能など新聞社のアンケートと同じかそれ以下で、購読したり読者になっている者は賛成するに決まっているから客観的なデータとしての説得力に乏しいものである。民意を尊重と言えば聞こえはよいであろうが、政治家は最終的には自分で決めなければならないものである。こんなところで躓いていてはだめだと言いたい。