龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

ウイルスと政治の生存戦略

気候的には春は確実に近づいてきているのだが、日に日に、じわじわと日本もえらいことになってきたな。この先、どうなってしまうねやろと不安で眠れないという程ではなく、毎日、熟睡しているがそれでもやはり起きている日中は心配である。個人的には別にさほど楽しみにしてる訳でもないのでどうでもよいのだが、もうオリンピックの東京開催は無理やろ。ロンドンでやってもらえばよいではないか。今後の経過にもよるが、そう簡単に今のコロナウイルスの拡散が終息するとは考えられない。このような状況でオリンピックという大イベントを強行することは、それこそ狂気の沙汰であるということぐらいは、さすがに日頃から梅毒か何かで脳の細胞をやられてしまっているような日本の政治家たちにも判断が付くことであろう。というよりも日本の判断以前に、世界やIOCが許さないであろう。東京開催が、コロナウイルスを東京に集中させて世界中に拡散させる集積中継の場になることは避けられないであろうから、これはテロよりも恐ろしい危険性である。そういう意味では本当は東京ではなくロンドンでやっても危険度の大きさは違うであろうが、同じことである。感染者の多い中国や韓国、日本を不参加にするというのであれば話しは別であるが、そうもいかないであろうから、今年はオリンピックを中止するか、来年に先送りにすべきではなかろうか。もちろん今後、1~2カ月の間に「奇跡的」にウイルスの拡散、発症が消滅していくことになるのであれば、予定通り東京開催を実施すればよいであろうが、果たしてその可能性はどれほどあるであろうか。その判断の分岐点は、今回のコロナウイルスが一体、本当に自然発生のものであるのか、それとも何の根拠もない陰謀論やデマとして権威筋に一蹴されているが、人為的に作られた生物兵器としての超強力なウイルスが何らかの事故により漏出したものによるのかのどちらかに尽きるであろう。それ以外の判断材料となるべきものは何もないし、また何を追求しようと、何に言及しようと無意味である。私は後者であると考える。ウイルスそのものが爆発物などよりも遥かに恐ろしく危険極まりないテロのようなものだと見ている。もちろんそうは言っても、私は何もそれを政治問題として表面化させ、日本の政治やマスコミに中国へ今回の問題の真相と、その責任を厳しく追及をしろなどと言うつもりはない。また日本のような国が、単独で中国にそのような強行な態度を取れる訳がないことくらいは、日本人であればどんな馬鹿でもいやというほどにわかっているはずである。そういう問題ではないのだ。純粋に危機管理の問題なのだ。日本の平和主義とか平和外交という理念は、崇高なものであるし無下に否定されるべきではないであろう。それは分かる。しかし日本の政治やマスコミそのものが、平和主義や平和外交の方針を堅持するために、国民の生命や健康を犠牲にしてまでも、目の前の現実を捻じ曲げたり、政治そのものが都合の悪い真実に対峙することを放棄するのであれば、一体、日本が掲げる「平和」というものにどれほどの価値があると言うのであろうか。むしろその日本的な平和の外観のために究極的には、いや現実に国民の生命までもが犠牲にならなければならないのであれば、戦時中の国家総動員法による挙国一致体制の単なる国家主義的な裏返しで、本質的には何も変わっていないのではないのか。

数日前に見たNHKの報道番組では、今回のコロナウイルス厚労省は「ウイルス性の風邪」だと見做しているということである。たかだか風邪のためにオリンピックの開催までもが危ぶまれているということである。また風邪だと言う割には、日本国内で感染の疑いがある人を検査する非公表の病院で、医師が診断する際の衣服が映されていたが、まるで宇宙服のような恰好である。今から月旅行にでも行くつもりですか、と言いたくなるような厳重防護の診療衣で、あれではこれから気温が上がっていくと、体力的に一日に何人も診るのは不可能なのではないかと他人事ながら心配になったほどであった。そもそも医者は、その辺の町医者でもそうだが、一日に何十人も風邪に掛かった人間を診療しているが、普段はマスクすらしていない。しかし医者は患者の風邪がうつって休診になったなどということを聞いたことがない。医者だから人よりも免疫力が高いとか、風邪に掛かり難い体質などということはないであろうが、日常的な光景とすれば本来はそういうものなのである。いかに日本の政治や行政が、国民の正しい理解と認識を無視している対応をしているのかわかるのではなかろうか。今回のコロナウイルスが自然発生のものであるのか、人工的に作られた生物兵器であるのかの判断について、以下のウイルス研究の国際的第一人者である「大御所」の見解を熟読してもらえれば良いと思われる。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200214-00070375-gendaibiz-sctch&p=1

この研究者の意見に私は間違いはないと思う。但し、それはあくまでも自然発生のコロナウイルスであればの話しである。自然に現れてきたものであるのなら、過剰に恐れたり、大騒ぎするものでは本来は有り得ないのである。しかし現実には、そうではないからこそ、逆説的に一体どういうことなのかということに少なくとも政治家や医療行政に携わる人間の頭の中身はならなければならない。自民党の政治家や官僚が深刻な現実を無視しているからこそ、全中国人の日本への入国を禁止する措置は未だに取らないで、当初、中国に大騒ぎにならないようにして欲しいて要請があったことに配慮したり、忖度する姿勢を保ち続けているものである。また4月の習近平氏の来日も予定通り実施することに固執している。政治が現実を捻じ曲げる歪みが、国民の犠牲を作り出しているのである。その構図を国民は理解すべきだ。ウイルス感染症の大御所のご指摘では、コロナウイルスが健康な細胞の受容体(レセプター)にとりつくための、外側のトゲ(スパイクタンパク質)は、脆弱で壊れやすいものであるということである。空気中ではすぐにそのトゲが脱げてしまって死滅してしまうものであるらしい。また家庭用の石鹸や洗剤などの1%の界面活性剤を噴霧するだけでも殺せるということである。本来の性質はそうなのであろうと思う。しかしその本来のコロナウイルスの性質が、今の事態を正しく説明できるであろうか。我々が見せられているものは驚異的な感染力で宇宙服のような恰好をしていて、慎重に用心深く除菌もしているであろう検疫官や救急隊員が感染を防ぐことが出来ていないのである。現実に1千万都市である武漢が封鎖されていて、その内部では実際には何人死んでいるのかわからないのである。大御所の見解では、4月、5月にさらに感染が広がるおそれがあるとTVで発言されているのを聞いて唖然としたということである。なぜならコロナウイルスは気温が上がると生きていけないから、2月末から3月に入れば自然に終息するはずであると予測している。それで、もうそろそろ2月の末を迎えようとしている。終息の兆しは見え始めているであろうか。さて我々が今直面しているウイルスの正体は一体何なのであろうか。私は何も大衆にデマを喧伝しようとしているのではない。政治家やマスコミの脳細胞に侵入しようと企んでいるだけである。