龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

新型コロナウイルスの不可解さについて

世界は狂っている。狂わされていると言うべきか。今、我々が見極めなければならない真実とは何なのか。それは新型コロナを終息させるためのワクチンなのか、ワクチンを接種させるために新型コロナが存在するのか、ということではないのか。政府やマスコミが、政府広報や報道を通じて躍起になって行っていることは、後者の見解や疑惑を何の根拠もない軽佻浮薄の陰謀史観によるデマやフェイクだと徹底して否定、消散させつつ、ワクチンの危険性や死者数などの否定的なデータの露出を抑制しながら、前者の立場で国内のワクチン接種を拡大させる姿勢を固持していることである。政府やマスコミは、陰謀論イコール、何のエビデンスもない軽佻浮薄なデマというレッテル貼りの印象操作で国民の思考から駆逐させようとしているが、果たしてそれが正しいのであろうか。私にはそうは思えない。陰謀論はともかくも、エビデンスの用法には要注意である。自分の頭で考えられる能力のある人々には、人類のためにさらに考えを進めて欲しいと願うものである。政府やマスコミの、または真実を追求しようとする人々を否定するために用いられるエビデンスという言葉は、恣意的な統計やデータあるいは政治権力に寄り添った御用学者、製薬会社から講演料で多額の収入を得ている医師などの著述、論文、TV出演での発言を指しているものである。政府やマスコミに都合の悪い真実は、陰謀史観によるデマ、フェイクにならざるを得ないのである。ワクチンを打つべきかどうかということは、副次的な問題である。本当に重要な追求は、新型コロナの正体とは何なのかということであるはずだ。なぜならそれがワクチンを打つか、打たないかという選択を決定する唯一の要因であるからだ。御用学者や権力の見解に寄り添う人々の分類では軽佻浮薄なデマということであっても、真実を追求している限り、こう考えることが自然であり、またそのように考えざるを得ないという一つの見解に到達する。そういう意味で言えば、新型コロナのウイルスは自然に発生したものではあり得ない。生物兵器か単なる研究目的のためかは不明であるが人為的に作られたものであることは間違いないであろう。なぜそう考えるのかと具体的に縷々、述べるまでもないと思われるが、常識的に考えてコロナ由来の一つの型のウイルスが1年以上の長期間に及んで勢力を消長させることなく、変異しながらモンスターのような生命力で存在し続けることがあり得ないことである。自然発生のものは季節性のインフルエンザのように一旦消滅して、次年度の新しい型の発生を待つ方が自然の摂理に適合しているものである。自然界が一時的にそこまで驚異的な生命力を持つウイルスを生み出す必然性を擁しているとは考えられない。大衆がメディア報道や政治の説明に騙される原因は、思考停止と時流への流されやすさが第一であろうが、過去の事実をすぐに忘れてしまって、現時点における過去と整合性の取れていない後付け的な現象の解釈を盲目的に受け入れてしまうことも大きいと考えられる。クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号が2020年の2月上旬に横浜港に入港した当時は、新型コロナは中国の武漢では猛威を振るっていたが、その時点では日本国内も含めて中国以外では新型コロナの感染者は確認されていなかった。横浜港でクルーズ船の乗客乗員が下船を許可されずに船内で隔離されている時に検疫官が船内に入っていく映像を私は覚えているが、まるでアポロ11号の船員が月面で着ていた宇宙服のような防護具を着用していた。密室状態の中に潜入するとは言え、そこまで厳重に防護する必要があるのかと思ったが、それでも確か一人の検疫官が感染したのであった。厚生労働省は基本的な感染防護が徹底していなかったから検疫官が感染したのだなどと見え透いた言い訳をしていたが、発生当初の新型コロナはそれほどまでにモンスターのような感染力を有していたのであって、それゆえに武漢は地獄のような状態に陥っていたものである。その後、日本国内で徐々に感染者が確認されるに至って、感染の疑いがある人間を検査する指定医も同様に厳重な防護服を着用することとなり、気温が上昇する2020年の4月、5月ごろにはその恰好で一日に十人近くの検査をしていると暑さで体力が持たないのではないかなどとも報道されていた。要するに何が言いたいかと言えば、新型コロナウイルスであるSARS-COV2が発生した時点の感染力はそれほどまでに驚異的なものであって、デマかフェイクか知らないが武漢の研究所で生物兵器として開発されていたものが、何らかの原因で漏出されたに違いないと考える人も当然のように存在したということである。生物兵器というワードは、政治やマスコミにおいては絶対に口にしてはならないタブーだからであろうが、新聞やTVだけでなく週刊誌においてもそれを匂わせるような記事はまったく目にすることはなかった。それだけではなくて一部の週刊誌では、某女性週刊誌であるが、生物兵器などというようなことはあり得ないなどとご丁寧にも多数国民の疑問に答える形でそのような噂を打ち消す説明をしていたほどである。マスコミなどは所詮、その程度のレベルなのだからそれはよいとして、私の印象に強く残っていることは、新型コロナの発生起源が中国の武漢研究所である可能性を世界全体が認めている段階で英語圏5か国(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)の機密情報共有の枠組みであるファイブ・アイズが足並みを揃えて、新型コロナウイルス生物兵器や人為的なものであることを否定したことである。何で諜報機関が世界に向けてわざわざそのような声明を出す必要があるのであろうか。WHOの調査団が武漢の研究所に立ち入る1年近くも前の段階でである。アメリカの大統領やイギリスの首相がそう言うのであればまだしも英米諜報機関がそういう声明を出すこと自体が、不自然でありまた事の真相を物語っているようにも思えたものである。ともかくもその後本流のSARS-COV2は感染拡大の中で弱まっていったことは否定しようのない事実である。もうあの宇宙服のような防護具を着用している医師や検疫官の姿を見ることはあり得ない。普通の風邪と同じようにマスクや手洗い、ソーシャル・ディスタンスで防げるレベルに弱毒化しているものである。本家本元の勢力がそうであるのに、何で傍流の変異種であるデルタ株が本家の発生当初の強さに迫るような感染力を復活させて登場してくるのかということである。これも自然の摂理から考えても、これまでの感染症の実態から見ても不可解としか言えないはずのものである。自然界の中においてウイルスや細菌の種類は無数にあるのであろうが、それゆえにその中の一つのウイルスの系統性が絶えることなく連綿とつながっていく必要性はないし、そういう状況は本来はあり得ないことである。その程度のことは専門の学者であればわかっているはずだが、恐らくは言えないのであろう。関連して言えばマスコミの報道も今や、やたらと感染者数の増加を強調し、変異株の脅威と合わせて危機感や不安を煽る一方である。遡って不可解な点を指摘すれば、日本で2020年に新型コロナの感染者数が増え始めた時期に、これはデマや陰謀論としてではなくエイズのワクチンが効くという情報が新聞等で報道された事実がある。実際に効いたのかどうかはわからないが、何で新型コロナにまったく別種のウイルスであるエイズのワクチンが効くなどということが一時的にではあれ思われたのかということである。これも私は記憶しているが2020年の2月ごろにインドの研究チームが新型コロナウイルスを分析した結果、自然界には見られない遺伝子の配列が見られてエイズ・ウイルス(HIV)の遺伝子コードが部分的に挿入されているとの論文を一旦は発表したものの、世界中から激しい反発と批判に遭って、その論文を撤回したということである。撤回されたもののエイズのワクチンが効くとされたことと符合しているではないか。今、推奨されている、そして多くの人々が何の疑いも持たずに接種しているmRNAワクチンはスパイク部分のタンパク質に限定されているとは言え、その新型コロナウイルスの遺伝子コードが設計図として組み込まれたものを体内の細胞に注入するものである。自己判断、自己責任とは言え、よくもそのような得体の知れないものを接種する了承をするものだなと、別にこれは反対派の意見とか陰謀論云々の話しを抜きにしても理性的、常識的に考えて率直にそう私は思うものである。この先、世界や人類がどうなろうと私の知ったことではないが、それが正直な感想なのだから仕方ない。 (吉川 玲)