生きること、書くこと 134
宮崎県の韓国(からくに)岳山中で小学校5年生の男の子が10月31日から行方不明になっているよう
だ。
このような記事を目にすると、自分も捜索に加わりたいような気持ちに駆られる。少年は2合目辺りから
一人で先に登り始め、同行していた家族たちとはぐれてしまったようである。2合目から頂上までの登山
ルートの中で、間違えて脇道に逸れてしまいそうな地点は何箇所かに限定されるのではないだろうか。
こう言っては何だが、闇雲に草を払うような捜索の仕方だと見つかるものも見つからないのではないの
か。
自衛隊、消防署員の人々には、冷静で効率的な分散捜索に全力を挙げていただきたいものである。少年の
視点、心理を意識しながら足跡を辿れば、必ず見つかるのだと信じたい。
また人工衛星による画像解析で遭難者を見つけ出すことは出来ないものであろうか。今やスパイやテロリ
ストの監視に利用されている位なのであるから、技術的には不可能ではないと思うのだが。何よりも先
ず、山中での位置情報を正確に知らせる携帯端末を早急に開発し普及させるべきだと思う。
宮崎県の知事には、こういう時こそ気合の入った陣頭指揮で大いに目立って欲しいものである。