龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2009-01-01から1年間の記事一覧

生きること、書くこと 147

不景気のせいなのか、ここ数年続いている傾向のような気もするが、クリスマス直前の街並みに華やいだ 気配はほとんど感じられなかった。近くの商店街で店を出しているお客さんがうちの会社にやってきて首 を傾げながら 「何でやろ、不思議やなあ。今年のクリ…

生きること、書くこと 146

関連してもう一つ言いたいことは、“交渉事”は相手が強大に見えようともそう簡単に諦めたり、引き下 がるべきではないということだ。もちろんそれは、“ごね得”や“無茶な要求”を奨励するものではな い。それでは単に悪質なクレイマーに過ぎない。だが自分に是…

生きること、書くこと 145

さて、ここまで読んでいただいて、偉そうに設問を出すのは気が引けるのであるがお許しいただきたい。 TVを買ったときの店頭での店員の説明とその後の電話で最初に出てきた女性(どちらも長期保証を断っ ていた店員)と電話で後から登場した男性(あっさり…

生きること、書くこと 144

「今回はたまたま42型のプラズマTVを買ったから配達してもらうことになったけど、物によっては当 然店から直接持ち帰りすることになるのだから、その後にその商品をどこで使おうとこっちの勝手ではな いか。」 要するに配達先で長期保証の不可を区分する…

生きること、書くこと 143

ついでにもう一つ、やけぐそ気味に“せちがらい”話しをご紹介しよう。元妻と息子がマンションで未だ にアナログTVを見ていることを不憫に思った私は、デジタルTVを買ってやることにした。最近TVの 価格が一段と安くなったことでもあり、先月のある日、…

生きること、書くこと 142

私と元妻は、離婚が確定するまで双方共に弁護士を立てて、それこそ泥沼の苛烈な闘いを繰り広げてきた のである。当然に弁護士費用が発生する。私は最初の弁護士とあることで喧嘩をし途中で解任して、それ までに支払っていた着手金を返してもらったまではよ…

生きること、書くこと 141

今年の6月にやっと離婚が成立したことは以前にも書いた通りである。私が9歳の息子の親権を取り、元 妻と息子は転居せずにそのまま私が所有しているマンションで暮らしている。和解調書においては息子が 高校を卒業する18歳の平成31年3月末日まではマ…

生きること、書くこと 140

先日、クエンティン・タランティーノ監督の新作、『イングロリアスバスターズ』を見た帰りに映画館近 くにあるバーに入った。私は映画館にはほとんど一人で行くので、映画を見終わった後に酒を飲みながら 誰かに感想を聞いてもらいたくなるのだ。それでその…

生きること、書くこと 139

あれは、雨降る2週間ほど前の日のことであった。 夜の6時半頃であったと思うが、荷物を降ろすために車(マツダのヴァン)を会社の前に止めた。会社事 務所の前は4メートル幅の歩道がある。その前の道路は中央分離帯で仕切られた片側2車線の国道であ る。…

生きること、書くこと138

“お釣り”つながりの別の話しであるが、私はこれまでの人生でつり銭で揉めたことが一度だけある。そ のことについて書くことにしよう。 もう10年以上前であるが、ある本屋で何かの雑誌を買った時のことであった。私が住んでいる町には大 きな書店がない。隣…

生きること、書くこと 137

本当は社会マナーとしては、このようなことに触れるべきではないのかも知れないけれど、日常生活のち ょっとした場面で感ずる世の中のご婦人方(特に年配のお婆さん)への苦言をあえて呈したい。 たまにスーパーなどに買い物に行くと、レジで清算している女…

生きること、書くこと 136

つい最近のことであるが、FM放送の音楽を聴きながら車を運転している時に、ふと突拍子もない考えが 頭に浮かんだ。人間、乗り物を操作しながら移動している状態では、静止している時には考えつかないよ うなことを思い付くものなのだろうか。まあ、私だけ…

その日がくるまで

誰かが死んで、誰かが生きる。 悲しみと忘却は、うたかたの夢のよう。 私が死んだら 小さな子供たちの命を守る 地蔵仏になりたい。 街並みを見晴らす山道の小さな石仏に 私は宿る。 寒き日には 心優しき人が、真っ赤な手編み毛糸の 帽子と前掛けを付けてくれ…

生きること、書くこと 135

この世の中で、それまで元気一杯だった小さな子供の不慮の死ほど悲しいものがあるであろうか。 宮崎県の韓国(からくに)岳山中で行方不明になっていた将希君(11)が、遺体で発見されたとの報道 に何ともやり切れない気持ちである。信じてはもらえないで…

生きること、書くこと 134

宮崎県の韓国(からくに)岳山中で小学校5年生の男の子が10月31日から行方不明になっているよう だ。 このような記事を目にすると、自分も捜索に加わりたいような気持ちに駆られる。少年は2合目辺りから 一人で先に登り始め、同行していた家族たちとは…

生きること、書くこと 133

新聞報道、新聞業界の問題は民主主義の根幹に深く関わっている。我々一般市民がこれまで同様に、この 問題を座視していれば間違いなく我々の物質的かつ精神的な生活水準は誘導された情報によってメディア 既得権益の餌食とされ続けることであろう。 ところが…

生きること、書くこと 132

どうも私には新聞報道における、容疑者氏名の公表基準と言うものがとんとわからない。 結婚詐欺で逮捕された女は、複数男性の殺害に関与している疑いが濃厚であるにも関わらず、朝日新聞に おいても読売新聞でも“東京都豊島区の女(34)”である。その一方…

生きること、書くこと 131

政治資金規正法上の政治家の不正と、メディアがそのような不正を追及する論理の合理性や問題点につい て前回、書いたものである。その後、自分なりに考えを進めてみて、一部考えが変わったところもあるの で、改めて整理して見ることにした。 鳩山首相の母が…

生きること、書くこと 130

さて、大切なことで言っておきたいことがある。 連日、政治資金規正法違反容疑の問題において新聞などのメディアで、非常に恣意的に見られる報道の動 きがあり、私は心を痛めている。 政治資金規正法は法律の条文において、その目的は、「政治団体及び公職の…

生きること、書くこと 129

“不正”とは文字通り、正しくないこと、正義でないことを意味する言葉である。本来の正義が欠落した 状態を我々は、それは不正だと言って糾弾することになる。しかし世の中に一体どれだけの正義が保たれ ていると言うのであろうか。不正だらけじゃないか。正…

生きること、書くこと 128

先ず初めに、このシルバーウイーク期間中、これだけインフルエンザが流行っているというのにほとんど の病院が休暇をとっていたということである。私が最初に息子を連れて行ってリレンザを処方してもらっ た病院は18日(金)の午後と19日(土)の午前を…

生きること、書くこと 127

ゴールドかシルバーか知らないが、連休直前に子供(男、9歳)がインフルエンザに罹って大変であっ た。17日の金曜日夜に電話をすると息子は「微熱があるねん。」と言っていた。 翌日18日の朝7時頃に元妻から電話があって38度近い熱があるとのことだ…

生きること、書くこと 126

地元の“噂”ではあるが今回の選挙戦について、以下のようなことを伝え聞いた。確かめようがないので 真偽のほどは定かではないが、地元の話しは馬鹿にならない。私はおそらく本当だと思う。 ある自民党議員のご婦人は、選挙前に創価学会に入会したのだそうだ…

生きること、書くこと 125

選挙が終わって政権交代したばかりであるが、今後の中・長期的な民主党政権と日本の行方を大胆かつ無 責任に予測してみたい。 まず来年の参議院選挙の結果が一つの大きな指標となるであろう。今後、一年ほどの間に鳩山政権に対す る国民やマスコミの批判が、…

映画の虚構性について

いやあ、面白かった。最高だ。 リュック・ベッソン製作、ピエール・モレル監督の『96時間』を見た。 息もつかせぬ緊迫と興奮の93分であった。私は『96時間』に映画の本質と醍醐味を再確認させられた ような気がする。 映画はどこまでも虚構の世界であ…

生きること、書くこと 124

とりあえず2009年8月30日は、私にとって生涯最良とは言えぬまでも記憶に残る一日となった。 日本に本当の民主主義がついに始動するのである。民主党が頼りなく見えるのは、これまで権力に操作さ れ、誘導されるだけの存在に過ぎなかった我々民衆の一…

生きること、書くこと 123

仮にその不安の声の主をXと名付けることにする。Xは全ての人の無意識に存在する別人格の何者かであ る。ある人とXとの協調関係が良好でコミュニケーションが上手く図られているのであれば、その人は危 険な場所やタイミングをごく自然に避けることが出来…

生きること、書くこと 122

しかしである。はたして“不安”そのものは排除されるべき悪なのであろうか。私のこれまでの人生には 絶えず不安がつきまとって離れなかった。ムンクの絵のようなものだ。安心が健康的な善であるという社 会概念からは、必然的に不安は不健康な病理を意味する…

生きること、書くこと 121

話しが変わってしまうが、先に書きたいことがあるので前回の続きは後回しにする。先日、『宇宙(そ ら)へ。』という映画を見た。NASAの記録フイルムをイギリスBBCが宇宙開発の歴史として編修し たドキュメンタリー映画である。 実は今回書こうと思う…

生きること、書くこと 120

それで私は腹立たしく、悩ましく、やるせない判断を迫られることとなった。生活費を減額すると、妻は これでは生活できないと弁護士を通さず直接、私に電話してきた。確かに、その金だけでは生活できない であろう。しかし私が前回に述べたような当時の状況…