2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
最近見た映画で良かったのは、ブルーレイで鑑賞したのだけれど、『凶悪』だな。私は知らなかったが、日本アカデミー賞の優秀賞を受賞しているということだが、どうして最優秀作品賞にならなかったのかと思えた程である。 映画の良し悪しは、大体オープニング…
コスモスも 罪知りたれば 香りゆく
偏れり 秋海棠の葉 世を均す
日本酒を 月に翳して 割って飲み
コスモスは 写実を厭い 融け合えり
神戸で行方不明になっていた小学1年生の女の子が、最悪の形で発見される結末となった。逮捕された容疑者は黙秘していて詳細はわからないが、一体どうしてこのような事件は、引きも切らずに発生するのであろうか。また未然に防げなかったものであろうか。亡…
放尿す 窓から秋が 流入す
政治、マスコミ連合を相手に批判ばかりしていると精神衛生上、あまり宜しくないような気がする。どこかで正気のバランス感覚を崩してしまいそうな危なげな不安が付き纏う。気を付けないとその内に自分が燃えるような真っ赤なドレスを着て、一人で繁華街を徘…
いずれにしても微罪であれ重罪であれ性犯罪の罰則を重くすべきかどうかは、イデオロギー上の判断であってはならない。朝日新聞出身の法務大臣は、どのようなイデオロギーがお好きなのかどうかは知らないが、芸能人でもないのに真っ赤なドレスに身を包んで人…
奥行きを 測るが如く 蜘蛛は飛ぶ
一輪の 孤独を濯ぐ 秋の風
彼岸花 此岸の路地に 咲きにけり
前回の続きであるが、警察庁の作成した犯罪統計を眺めていると、非常に興味深い。ああ、なるほどと合点がゆく発見がある。参照した資料は、強姦についてのデータであったが、不謹慎であると言われるかも知れないが、これはこれで中々面白い。数字は政治やマ…
たとえば性犯罪の厳罰化ということについてであるが、性犯罪のコアとなる強姦致死傷罪の量定刑を重く変更するということであれば、一般的には特に異論のない議論であるのかも知れない。しかしいわゆる性犯罪の中で強姦致死にまで至るケースはほんの一部であ…
馬鹿のことはどうでもよいが、微罪の取り締まり、検挙の有り方については、どうでもよくはない。再度、言及するが、2012年に元在特会の幹部ら4人が、ロート製薬の本社に、韓国の女優、キム・テヒがCMに起用されたことに抗議に行って、そこで担当者と…
タレントの江角マキコ氏が、長島一茂氏のことを「バカ息子」などとたとえ心の中で思っていても決して言ってはいけないようなことを、自分のマネージャーに命じて一茂氏の自宅の壁に落書きさせるという大胆な暴挙に出た疑いがあるとのことである。同じ小学校…
人間、生きている限り学び続けなければならないこととは、人は自分と考えが違うものであり、その違いを尊重しなければならないということだ。自分の考えを無理やり相手に押し付けたり、威迫によって改めさせることは出来ない。価値観など違って当たり前なの…
法の下の平等という大原則がある限り、特定の団体の特定の行為を対象として新しい法律を制定するというわけにはいかない。ヘイトスピーチであれば在特会という団体のデモ活動が問題視されてきたわけだが、いざ法律で対処するとなると前回にも述べた通り、ヘ…
油断、放置しているとヘイトスピーチへの対策が、一気呵成に人権擁護法案に流れると考えられる具体的な根拠はある。先ずヘイトスピーチの定義付けが曖昧な上に、一々役所の人間が現場を確認して判断することも困難である。警備でデモに随伴している警官であ…
ヘイトスピーチは二つの意味で問題がある。先ず第一は、純粋に差別的な表現そのものの問題であって、何の罪もない在日の人々の心を傷付けるということは認めなければならない。しかしそれを根拠に、ヘイトスピーチを法的に規制すべきであるかどうかの判断は…
橋下氏は、当初はもう少し政治家として大成する見込みがあったようにも思ったものだが、ちょっと苦しそうだな。大成以前に、政治家に成り切れていないように見える。中身はまだタレント弁護士から完全に脱皮できていない。どこがどうと具体的に指摘するのも…
相変わらず橋下氏は口が軽いな。どうもこの人は、政治家に向いていないのではないかと思える時が多い。ヘイトスピーチの在日被害者が人権被害の慰謝料請求を求める裁判を起こしやすくするために、税金で訴訟費用を全額負担する制度の創設を目指す意向を表明…
本を読む 行間に秋 澄み通る
それでは我々が今、問い直さなければならないことは、永遠の対立軸の如く常に目前に定置されている右翼と左翼の区分とは、一体何なのかということである。さあ、皆さんにもよく考えていただきたい。右翼と左翼の本質を。一般には、特に最近の傾向として「右…
長年の間、朝日新聞や毎日新聞などで左翼思想の正義に殉じてきたはずの人間が、その社会的身分を離れて自由に物を言えるようになった時に、雑誌の対談などで、元在籍していた組織を「正論」で平然と批判するということは、まま見られることである。たとえば…
朝日新聞が、慰安婦報道で広告掲載を拒否した週刊現代と週刊新潮を買って精読した。しかし、このような内容の記事で広告を拒否するとは朝日新聞は、事の重大性が分かっているのだろうかと言う気がする。不当な内容の、まったく根拠のない批判であるなら、そ…