龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

馬鹿の軽さ

民主党の細野豪志が訪中した直後に中国当局に拘束されていた4人の内の3人が釈放された。細野は菅首相の親書を携えていたとされている。親書の中身が大いに問題だ。釈放の見返りに身代金か賠償金支払いに応じることに等しい、ODAが約束されている可能性…

独自路線への道

ともかく、今回の中国漁船問題における日本政府の対応は、大きく日本の威信と国益を損なった。元々、菅直人という政治家は“事なかれ”主義なのだ。 自らの地位の保身と延命しか考えられないから、恫喝されるとすぐに揺らいでしまう。相手が中国であろうとアメ…

売国の冷静

もう、あれだな。国家の礎である領土問題で総理大臣が地方検察に責任転嫁しているようでは話にならない。中国人船長を釈放した時点で領土と共に日本の法律も投げ出したのと同じだから、仙石と菅は中国の要求通り謝罪と賠償すればよい。自分たちがその路線を…

日本人の喜び

随分とハイレベルの解決だったじゃないか。仙石がハイレベルという言葉を口にした時から予感はしていたが、これほど立派なご英断が下されるとは、日本はますます世界から尊敬を集め、模範とされる国になったことであろう。 私も日本人の一人として鼻高々であ…

民衆の私怨

“FDに時限爆弾を仕掛けた”とは具体的に何を意味しているのか、よくわからない。また、前田容疑者が本当に検察同僚に対してそのようなことを言ったのかどうかも疑わしく思われる。私は特に前田容疑者の味方をするつもりはないが、“公正中立”の視点で見ると…

馬鹿らしき疑惑の疑惑

・・・の無言以外に適切なコメントが見当たらない。大阪地検特捜部検事、前田恒彦容疑者が逮捕された。日本権力の深層部で何が起こっているのか知らないが、セリフを忘れた役者が慌てふためき動揺して、観客(国民)をごまかそうと即興で演じているドタバタ…

世論の改革

問題意識を持ちながら書いていると、ただ純粋に書くという行為そのものから見えてくるものがある。私に朧げに見える光景は、世論と言う名の暗き地下水脈だ。私は書きながらダウジングのように水脈の在り処を探ろうとしている。日本という土壌の地下にどのよ…

1割の疑い

今回の民主党代表選挙結果について、巷間伝わる、いわゆる“陰謀”の可能性についても自分なりに考えてみることにする。私は国会議員票や地方議員票はともかく、我々一般サイドの感覚に近い党員・サポーター票は圧倒的に小沢一郎が勝つものと考えていた。党員…

小沢的なる影

小沢一郎という一政治家について研究していたわけではないので、何一つ偉そうなことを言えないのであるが、個人的には以前から気になっていたことがあった。それは小沢が党内で自分に対して批判的な人間であっても特に排除しようとしないことである。鳩山内…

我が総括

民主党には今回の代表選で決定的に愛想が尽きてしまった。私はもう民主党を応援する気持ちは一切ない。というよりも応援すべき政党ではない。どう見ても腐っている。しかし官僚やメディア勢力からすれば腐っている果物の方が、新鮮で美味しいのであろう。 私…

民主党は分裂せよ

民主政治の根幹は、目指すべき社会についての理念と方向性をしっかりと共有するところの政党を確立させることであると私は思う。今回の民主党代表選において、菅と小沢が志向する政治は、建前がどうであれ実質的には正反対のものである。そのような相対立す…

政治と社会の質

マスコミの収益力は大企業の利益に直結している。マスコミに登場する知識人や評論家及びタレントの収入もスポンサーである大企業に依存している。 よってマスコミやマスコミお抱えの評論家たちが、政策的に大企業を優先する政党や政治家を応援することは、朝…

謙虚な意見

世論調査において、設問項目の内容で、世論調査実施者が望ましく考えるところの回答分布を導くことは簡単であるゆえに社会的な危険性が高いと見れるものである。職業柄、誘導尋問に慣れているような弁護士であれば、露骨に誘導的な質問を受けた時に、“その質…

柔らかなファシズム

“政治と金の問題で小沢一郎氏の説明責任は果たされていると思いますか” 知らんがな、そんなこと。設問そのものがおかしいではないか。これは日本語の読解力の問題である。果たされるべき説明責任があるという前提条件のもとで聞いているわけだから、回答者が…

メディアの悪徳

現在の政治資金規正法においては企業および業界団体の政治家個人に対する献金は、企業および業界の意向によって政治施策が歪められることになるとして一切禁じられている。ところが企業および業界団体から政党や政党が定める政治資金団体へ献金することは認…

善と悪のイメージ

政治手法ということで大別すれば、小沢一郎は金権政治ということになるのだろうか。小沢一郎が田中角栄の流れを受け継いだ土建に強い政治家で、菅直人は左翼的な市民運動出身であるから、イメージ的には小沢がダーティーで菅はクリーンということになってい…

無能の作為

これは非常に大切なことだと思うので強調しておきたいが、小沢一郎氏の政治資金問題に対して首相になることで訴追から免れようとしていると見られている疑念が存在するから、訴追に応じると事前に表明することを検討する動きがあるようであるが、一見すると…

政治とメディア

政治家の本分とはつまるところ、自らの信念を貫き、信念のために命を賭ける決死泰然とした志にしか有り得ないのではないであろうか。 我々国民は一人の政治家を選ぶ時に、その人物の信念によってしか判断のしようがないのである。もちろん現実的には、その信…