2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
やはり深夜に街中を放浪する中学生は家庭に問題があると言わざるを得ない。本当は敢えて言うまでもないほど当たり前の事なのだけれど。それを少年、少女のひと夏の冒険みたいに、美化とは言えないまでも、うまく取り繕って表現することが基本的なマスコミの…
昨日の読売新聞、夕刊に“深夜の街に「普通の子」”との見出しで、夜通し出歩く少年少女は、近年では不良ではなく「普通の子」が目立ってきているとの記事を掲載した。その背景には携帯電話の普及により、親が子に携帯を持たせていることによる「つながってい…
一つの重大な事件にはマスコミが触れる事のない複数の要因が伺われる。犯人が悪いとか、犯人が憎いとか、被害者が哀れで可哀そうだとか、確かにそれはそうだけど、そんな当たり前のことばかり新聞やTVのように言っていても、社会全体から見れば全く進歩が…
星になる 命悲しき 夏休み
前回のエッセイにも述べたことだが、日本では一人殺しても死刑にはならないが、二人殺すと死刑になる。今、日本では恐ろしい事件が起こっている。中学1年生の女の子(平田さん)が無残にも殺害されて、同行していた男の子(星野くん)は行方不明のまま未だ…
仏桑華 南国二輪 気は晴れぬ
突き抜ける 怖さ仰ぎて 秋の空
誰も彼も 澄みゆかんとして 濁る秋
秋空は 澄みて地上の 闇深し
死刑制度には日本の矛盾や欠陥が浮き出ている。一人殺しても死刑にはならないが、二人殺すと死刑になる。日本の刑罰では慣習的に死刑判決のガイドラインがそのように定石化されてしまっている。では殺人というものの罪の重さにおいて、殺害人数が一人と二人…
日航ジャンボ機墜落事故30年を迎えて、事故機の残骸が展示されている「安全啓発センター」で、日航はグループ会社の整備士ら約100人を集めて研修会を開いたことが、昨日8月11日、読売新聞朝刊に掲載されていた。 「安全の重要性を再認識させるのが目…
我が憂鬱 流星となり 夜を裂けり
アトピーの話しの続きもしなければと思うが、私の悪いところかも知れないが、同じ内容の記事を作成し続けていると煮詰まるということはないが、気分的にうんざりとしてくるのである。この「うんざり」は、毎日、寿司を食べ続ける感覚に近いようなものがある…
路面から 生え立つような 白雨かな
右左 暈す夕焼け 国家主義
我が民は 永久の夏呆け 死者同然
集団の 嘘も自衛か 夏に問い
嘘八百 夏草のごと 刈り難し
夏空は 虐殺の夜 忘れまじ
人蟻も 侵犯すれば 殺さるる
蟻退治 毒を与えて 沈黙す
蟻の列 はみ出したるも 蟻の内
蟻の列 監督蟻が 見当たらず
消えて闇 子供らの夏 どこに消え
夏の海 悪業湛え 進む船
人生も 花火のように 消えて闇
キリストも マリアも涙 夏の罪
墓場まで 地獄の夏が 喚問す
蜘蛛の糸 地獄の重さ 大綬章
虚の夏を なぞり誤魔化す NHK