龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2009-01-01から1年間の記事一覧

生きること、書くこと 119

話しを元に戻すが、私はTを通じてマンション鍵の原状回復を要求し続けた。ところが妻は頑迷に応じよ うとはしなかった。その時点において既に私も妻も訴訟の当事者として争っていたわけで、夫婦関係を良 好に軌道修正させようという気持ちなど双方とも無か…

生きること、書くこと 118

それで刑事の助言に従って、妻との交渉における弁護士を立てることになった。他に当てもないので両親 の裁判の時と同じT弁護士に頭を下げてお願いせざるを得なかった。しかしこの選択が大きな過ちだった のである。悪いことは続くものである。T弁護士は元…

生きること、書くこと 117

そもそも私が離婚へと至った家庭内紛争は、(元)妻の兄による私の両親への暴力事件がきっかけであっ た。私と妻の不和が近親者をも巻き込んで、ある日そのような事件が勃発したのである。警察が出動する 騒ぎになったが、妻の兄は高齢の私の母を殴り、椅子…

生きること、書くこと 116

長期間に亘る離婚の紛争劇を経験すると、社会システムが家庭に投影する歪みや欺瞞が身に沁みてよくわ かる。しかし個人的な問題の渦中にあって、自らが直面する問題を材料に客観的な社会批判をすることは 難しい。なぜなら一市民が個々に属する問題に過ぎな…

生きること、書くこと 115

その桜文鳥を妻は入院に際して病室に連れてゆくことは当然出来ない。妹の家に持って行かせようかとも 思ったのだが、小鳥とは言っても水を交換したり鳥かごの糞を掃除したりと結構手間が掛かるのである。 また小鳥は習性としてえさの殻を撒き散らすので部屋…

生きること、書くこと 114

書くべきことはたくさんあるのだが、日常生活の雑事にかまけているとついつい書くことから遠のいてし まう。書く、文章を作るという行為は私にとって日常の延長に位置するものではなく、日常からの跳躍で ある。世間一般の常識的な観点から見れば、日常から…

生きること、書くこと 113

結局、私は二日間ほど妄想に苛まれたが、(正確には妄想と戯れていたが)三日目には脱け出した。あま りの馬鹿らしさに“妄想遊び”に飽きてしまったと言うべきかも知れない。しかし一時は本当に深くはま りかけていた。今、現時点においては6月18日に私の…

生きること、書くこと 112

家に帰って風呂に入り、今日は朝から奇妙な一日であったなと振り返った。どういう訳か、おばさんに興 味を持たれる日であった。私は元々、他人から気安く声を掛けられるようなタイプではないはずである。 何かがおかしい。不思議な感覚が私を包む。 風呂から…

生きること、書くこと 111

私はそっと年長女性の顔を見据えた。特に怒っているわけでもなさそうだった。 すると年長女性は私に向かってこう言ったのである。 「飲みっぷりがいいから気に入った。」 私は思わず笑ってしまった。年長女性はさらにこうも言った。 「酒の強い男の人は好き…

生きること、書くこと 110

こんな事があった。6月18日のことである。 その日の朝、母の友人女性二人がどこに遊びに出かけるのか知らないが、母を迎えに会社事務所までやっ てきた。母が居宅から一階事務所に降りてくるまでの間、その二人には事務所の椅子に座って待ってもら うこと…

生きること、書くこと 109

今更このようなことを言ったところで無駄だとは思うが、選挙も近づいてきているので一応主張しておく ことにする。 新聞社やTV局など、高い給料をもらって偉そうな顔をしている連中が言わないのであれば、私のように 権力とは無縁の市井の民が言わなければ…

生きること、書くこと 108

大阪の歩道は狭い上に、立て看板やのぼり、プランターなどが無造作に置かれていたり自転車がいたると ころに駐輪されているので歩きにくいことこの上ない。ごちゃごちゃしているのは大阪の伝統文化みたい なものだから我慢できなくもないが、文句の一つも言…

夢は不思議だ。

今朝は突拍子もない夢を見た。先日、メガネを買いに行く夢を自己分析したことから、何かが“面白がっ て”挑発的にこのような夢を見させたように感じられる。今回の夢は自分の想像力を超えていて分析不可 能である。 とりあえず備忘的に記録しておこう。 私は…

映画パンフレット

日曜日に部屋の片付けをしていて、 古い映画のパンフレットを見ていると 泣けてきた。 埃を落とし、雑巾で拭きながら どうして自分は こんなにたくさんの映画を 一人で見てきたのだろうかと思うと 無性に悲しくなって 泣けてきた。 しかし人間 つまらないこ…

夢の意味

人間は夢を見る動物である。 この頃、時々到底自分のイメージとは思えない夢を見るようになって、何かに見させられているのではな いか、メッセージを伝えられているのではないかと思えることがある。しかし大抵はすぐに忘れ去ってし まう。 今朝見た夢もあ…

人間

人間は作られたモノだ。 壊れたパソコン相手に 文句を言うことは とても空しい。

ナショナリスト

自分の事しか考えてない人間は、 偉そうな顔をするな。 偉そうな事を言うな。 以上。

雄弁な沈黙

黙れというなら黙り 述べよというなら述べる。 死ねというなら死に 生きろというなら生きる。 私の主体は全てあなたの意志の中にある。 私という現象は 沈黙と表明、死と生のせめぎ合いが 境界線上で結晶化したものだ。 ならば聞こう。 黙ることと述べること…

生きること、書くこと 107

民主党代表選挙、出馬の岡田克也氏が出演していた昨日の報道ステーションを見て、少し考え込んでしま った。 岡田氏は魑魅魍魎とした政治の世界にあって唯一、信頼できそうな人物であるように思える。一口にクリ ーンなイメージと言っても単に汚職が無さそう…

私は薔薇のように知っている

私は知っている。 あなたは私が知っていることを 知っている。 私はあなたが 私が知っていることを 知っていることを 知っている。 あなたは私が あなたが私が知っていることを 知っていることまでは 知らない。 私はそれを知っている。 ところが 私は何も知…

内側と外側の理由

君は少し頭が良過ぎるんだよ。 理想的なことばかり追求しないで もっと現実に即して生きた方がいいよ。 困惑げに、半ば見下す視線で これまで何度、言われたことだろうか。 聡明な魂を持つ若者が 曲がりくねった暗い小道を 歩かねばならない理由が 社会の内…

曲がりくねった 暗い小道を歩き続けてきた 私の魂は ついに 一本道の 通りに出た。 もう迷いようがないほど 明るく、広い通りに。 しかしこの道は 身を隠す手立てがないゆえに 危険でもある。

大阪の夜空

大阪の夜空で 満月が泣いている。 何がそれほど悲しいのだろうか。 たくさんの子供たちが すやすやと眠る地上を見守りながら 母のように 父のように 満月が泣いている。

生きること、書くこと 106

政界の世襲問題とは、結局のところ“政治の質”をどう考えるかということである。世襲と政治家個人の 能力はもちろん別である。世襲であるから政治家として優秀ではないという理由にはならない。しかし世 襲議員には世襲特有の感性や、壁があって当然である。 …

生きること、書くこと 105

今更ではあるが、日本は本当に変な国になってしまった。 それとも“変”は私の方なのか。 そもそも公然猥褻罪とは私の認識では、白昼堂々とあるいは不特定多数の目に触れる場所で公然と猥褻行 為を働き、社会の風紀を乱したり第三者に著しい不快感を与えたとの…

生きること、書くこと 104

子供殺しの畠山鈴香被告が減刑を求めて最高裁に上告した。死刑を求めていた検察が上告断念を表明し、 畠山被告の死刑が回避されることが確定した上での上告である。 もちろん被告の権利であるから、控訴審の判決が出る前に言っていたこと(上告しない)と違…

春と魂

ただ何気なく 辺りの光景を眺めている時にふと 肉体とは別の魂の感覚に気づく。 子供たちの笑い声、 小風にそよぐ色とりどりの、のぼり旗、 目の前を通り過ぎる人々の一瞬の表情、 駅前で売られているカンパニュラの花の透き通る青紫が 今、確かに私が生きて…

生きること、書くこと 103

TVの“やらせ”や“捏造”体質が放送業界内だけの問題だと考える人は社会全体の仕組みが見えていな い。マスコミは第四の権力と言われる通り、裁判や警察、政治などと表面的には独立しているが水面下で は同じ問題の構造を共有しており、時に同調的に動く。そ…

生きること、書くこと 102

やはり、どうも怪しい。怪しいと言うよりは胡散臭いと言うべきか。 日本テレビの「真相報道バンキシャ!」における虚偽報道問題である。当初の説明では同番組内で虚偽の 証言をしたとして偽計業務妨害で逮捕された男に“騙された”理由として、不利益を承知で…

生きること、書くこと101

イチローが7回表のチャンスに凡打して追加点を上げることが出来なかったその裏に、韓国のソロホーム ランで2対2の同点に追いつかれた時には本来、負けモードに入っていたはずだ。私もテレビの前で暗澹 とした気分になった。 6~ 7回あたりで逆転され、後…