2009-06-08 映画パンフレット 詩 #詩 日曜日に部屋の片付けをしていて、 古い映画のパンフレットを見ていると 泣けてきた。 埃を落とし、雑巾で拭きながら どうして自分は こんなにたくさんの映画を 一人で見てきたのだろうかと思うと 無性に悲しくなって 泣けてきた。 しかし人間 つまらないことで感傷的になり始めると すでに下り坂である。 女々しい男に 社会を変革することはできない。 そう考えて自らを鼓舞する。 『タクシー・ドライバー』、トラビスの目が 私を見ている。