龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

夢の不思議

時々私は、奇妙で印象深い夢を見る。今朝はこのような夢を見た。
私の部屋に、天使なのか悪魔なのかわからないが、超自然的な存在の男が出現した。私はとても厳かな気持ちになって、その男に対峙する。
男は私に問いかけてきて、このような会話がなされた。
「あなたにはどうしても神が必要なのですか。」
「まあ、そうですね。私はアウグスティヌスのようなものです。」
「うーん。しかし、人類の歴史を考えると・・・」
人類の歴史を考えると、必ずしも人間は神を必要としているようには思えないと、その超自然の男は言おうとしていたように思われる。その後、その男が
平安時代には、」
と言いかけたので、私は遮るように
平安時代には、藤原氏の権力が強すぎたのです。」と言った。
珍妙なやり取りであるが、今思えば私は、地上世界の権力が神の顕現を妨げているのだということを言いたかったのだと思う。
私の部屋は3階にあって階下には両親がいる。私はその男との会話が下にいる両親に聞かれるのではないかと心配し始めた。そうするといつの間にか、私はその部屋でテレビを見ており、先ほどまで目の前にいた超自然の男は、テレビ番組の中の登場人物に成り代わっていた。
さて、この超自然の男の正体は何なのであろうか。私は内なる私自身と対話していたのであろうか。この夢を見て一度目を覚ましてから、また寝て次の夢を見た。今朝は2本立ての劇夢である。
私が元妻と息子が住むマンションに行ってみたところ、引越し業者が来ていて荷物を運び出していた。部屋に入って見ると、元妻の友人なのかそれともただの知り合いなのか男女4~5人が座っている。元妻に聞いてみると、一戸建ての家を借りるのだと言う。私が保証人はどうするのだと聞くと、「兄貴になってもらう。」と元妻は言った。(現実の話しであるが、元妻が最近パートの仕事が決まった時には、身元保証人に私がなった。)息子は大人たちに囲まれて部屋の中央に座っている。元妻は私に転居先付近の地図を見せてくれた。近くに競艇場があったので、私はその家に遊びに行く時には、競艇を見に行こうと思った。その家は四方を公園に囲まれていて、私は元妻に「なかなか、いい環境の所じゃないか。」と言った。またその家の付近には複数の川があったので、私は近くに座っていた男に魚釣りができるかどうか聞いたりもした。元妻はふっくらとしていて(現実は痩せている)別人のように見えた。
元妻は嬉しそうに、私の背中に被さってきた。ふと気が付くと部屋の中には何種類かの複数の動物がいた。その内の一匹は大きな犬で後ろ足で立ち上がって、前足を私の胸にかけて顔を私に近づけてきた。その他の動物たちが何であったのかは思い出せないが、皆元気そうであった。私は元妻に、「君はペットを飼うのが上手だな。」と言った。
そのような夢であった。目覚めて考えてみるに、“ノアの方舟”のイメージに近いように思えて、ちょっとぞっとしたのであった。