今回この『信じぬ者は救われる』(かもがわ出版)をテーマに論評するのは、前回の続きだからである。 哲学者デカルトはあらゆる事を懐疑した末に、“我思う、ゆえに我あり”との真理にたどりついた。私 は、信じぬこと、常識への批判が知性のベースになるもの…
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