2006-07-10 空 詩 #詩 この拡がりを空と呼ぶ。 どこまでも無意味に どこまでも無感動に 無限の果てしなさ。 やがて夜がくれば闇に安らぎ そして神々しき太陽の朝を迎える。 何百万回も何億回も永遠に。 私もまた夜が来れば眠りにつくであろう、 たくさんの悲しみを胸に抱えて。 朝がくれば目覚めるであろう。 僅かばかりの希望とともに。 生きる。 ひたすらに生きる。 私が為すべきことは、ただそれだけだ。