龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

4畳半捕り物丁

ちょっと面白いことがあった。と言っても、私の“面白い”は世間一般的には面白くも何ともないであろうが。
昨日、5日(火)夜のことである。私は缶ビールを飲みながら部屋で本を読んでいたのであるがその内に眠くなってきて、すぐ横に敷いてある布団にごろんと横になったまま電気もつけっ放しで寝てしまった。それで数時間経ったころであろうか、私は妙な夢を見ていた。私は夢の中で古本屋にいた。棚の本を物色していると、“○○○○4畳半捕り物帳”(前半部分は忘れた)という時代物風のタイトルがついた一冊の本が目に付き、私はなぜかその本が気になったので買おうとして店主の元へ持っていった。すると店主がその本を見て「ああ、この本はうっかり一般本に混じって出してしまいましたけど、とても貴重な稀覯本ですねん。50万円します。」
というので、150円位かなと思っていた私は思わず「でぇー。」と声を上げて驚いてしまった。すると店主は「実はこの本は右翼がたくさん持っとります。右翼団体に行けば、ただで分けてもらえます。右翼から大量にもらってきて1冊50万円で売りさばいて資金を作りはったらどないでっか。そいでその資金で中国に行って拘束されている日本人を早く救ってきてあげなはれ。」と言った。そこで突然、目が覚めた。時計を見ると1時であった。私は変な夢を見たな、と思いながらも“4畳半捕り物帳”というタイトルが気になって、本当にそういうタイトルの本が実在するような気がしてきた。それでパソコンで検索してみることにした。ヤフーの検索エンジンに文字入力する時に、私は寝惚けていたので“4畳半捕り物帳”の“帳”の字が思い出せず、“4畳半捕り物丁”と入力して検索したのである。すると、トップに2chのこのようなタイトルのスレッドが出てきて私はびっくりしてしまった。
[社会] 中国マフィア逮捕 池袋 みかじめ料拒否で暴行
本文をページ検索してみると確かに、“4畳半”、“捕り物”、“丁”という三つのキーワードがそれぞれ別個に出てくるので不思議はないのであるが、それにしても夢の内容に類似した奇妙な偶然である。私は何となく、東京都知事石原慎太郎のことを考えた。おそらく石原知事は今回の尖閣諸島沖での事件とフジタ社員拘束について少なくとも私以上に腹を立てているのだろうな、と思った。確かに中国のやり口は、やくざ(マフィア)と変わらない性質のものである。私は夢の中で無意識の内に石原慎太郎的なる怒りと憂いに繋がっていたのだ。伝統的な左翼言論はこういう無意識心理の機序をファシズム社会を生む根本原因として批判し否定するのであろうが、ファシズムは一体どっちだと言いたい。今や右翼も左翼もなく、国民の声を無視してマスコミは報道規制ばかりしている有様ではないか。私の夢内容ですら社会の危険分子として抑圧すればよい。そして“あなたたち”に都合の良い報道を選択し続ければよいであろう。でもこれだけは言っておく。“あなたたち”に都合の良い情報操作が必ずしも日本を益するものではなく、むしろ反対の場合が多いのだよ、と。あなたたちは本来、大衆世論を操作出来るほど偉くも賢くもないはずだ。
私はマスコミの情報操作に由来するところの一切の権力を否定する。