龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

TPP加盟反対 4

政治家の言葉には品性が表れている。TPP加盟推進派は、交渉に取り敢えず参加しても日本に有利な条件が引き出せなければ離脱すればよいと言う。あるいは“慎重派”という名の“隠れ推進派”は、交渉に参加して仮に締結することになったとしても、批准の時点で決起して民主党から集団離脱すればよいのだ、などと主張する。これらの言い草は喩えは悪いが、男が出会って間もない女を口説く時に、“本当に何もしないから、取り敢えずどこかの部屋で休憩だけしよう。”と言って、ラブホテルに連れ込もうとしているのと同じだ。要するに不安感や抵抗感が強い女(大衆、国民)に対して、口先だけで軽薄にごまかしながら流れに乗じて一つの局面に持ち込めば、最終的には諦めて身体を許してくれる(支持される)であろうとの姑息な計算があるのだ。このいやらしい卑しさが日本の政治の伝統であると言えるが、私は自民党時代の政治よりも民主党政権の方が、数段卑しいように思える。品性と実力の伴わない人間が何か(誰か)を操縦しようとすれば、必然的に卑しくならざるを得ないということであろう。しかし我々国民までが政治家のレベルに合わせて卑しくならなければならないという道理はない。つまり政治家の小汚い口説きに応じて、一つの流れを許していると必ずパンツまで脱がされることになるということだ。だから我々国民は、どの段階のどのレベルにおいても決して油断してはならないということだ。ちょっと油断すれば、すぐに触りかかりに来るその汚らしい手(権力)に対して「Oh、No!」と叫んで毅然と撥ね付けなければならない。
政治の世界では女であっても、国民生活という美しくも純潔の柔肌を穢すことに何ら痛痒を感じない人間が数多く存在する。マスコミもまた穢す側に属している。政治の世界にフェミニズムなど糞食らえだ。歪んだフェミニズムは人民統治のための抑圧的な政治手法に過ぎない。フェミニズムはともかく民主党にはもう存在価値がない。どじょうか何か知らないが、どじょうであっても金魚であっても卑しいのは駄目だ。国民に平気で嘘をつくのは何よりもの卑しさである。何も政策の微調整までを嘘とは言わないが、政権獲得前の公約と180度主張を変転させるのは詐欺行為だ。民主主義の政治にあって卑しさを貴さに変えるには選挙しかない。解散総選挙で民意を問うべき時期だ。それができないのなら即刻日本を解散してアメリカの51番目の州にしてもらえばよい。そうすればTPPも消費税も、要するに日本の問題は全て解決するということだ。わかったか。