龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

政府は平気で嘘をつく

韓国で行方不明になっていた女子大生が4月に入ってから日本に帰国していたとの報道について前回、述べたが本当であろうか。私は憶測で、家出ではなく軟禁状態に置かれていた女子大生が事の真相を話すことを固く口止めされ、また報道規制も掛けた上で日本に返されたのではないかと考えたのであるが、敢えて勘繰れば、“無事に日本に帰国していた”という情報そのものが、非常に怪しい。通常ならこの手の事件の結末における新聞社の報じ方は、無事に帰った後の女子大生の近況やコメントを一言、二言、添えるものである。たとえば、今現在はまた大学に戻って何々の勉強をしているとか、世間に多大な心配をかけたことを反省しているようだ、それでもまた韓国に行きたいと言っているとかそういったことである。しかし何もない。女子大生の名前はおろか、大学名すら公表されていない。わかっていることは兵庫県三田市在住の21歳の女子大生ということだけである。そもそもこの事件は、これまでの報道の経緯を見ても不可解な部分が大きかった。9月に行方不明になって母親から捜索願が出され、一旦は韓国警察も全国的な捜査に着手したものの11月には家出だと判断されて捜査が打ち切られている。その理由は、女子大生が同行している男性との動画を家族に送っていたからだとされている。しかし家族に安全を伝えるのであれば、動画という方法は極めて不自然である。電話で生の声を伝えることが、最も家族を安心させる方法であることは言うまでもない。この時点で動画がどうのこうの、という説明が出てくることが何よりも胡散臭い。仮にである、もちろん私の憶測の一つに過ぎないが、その昨年11月の時点で女子大生が殺害されていることが発覚しており、その事実が隠蔽されようとしたのであれば、そう考えれば全体的には辻褄は合う。今回の報道にしても、大使館に駆け込んで保護されたにも関わらず、事件性はないなどという奇妙な文章も報道事実すべてが捏造であればそのようなちぐはぐな内容になって当然である。韓国政府が日本の外務省を通じて圧力をかけ、あるいは水面下で交渉が行なわれ、日本のマスコミ全体をも巻き込んだ形で事件のもみ消し工作が行なわれたとは考えられないであろうか。そう考えれば、今回の帰国報道は、事件の隠蔽を決着化させ終結させるために必要な嘘だったということであろう。いくら未成年者でないとは言え、現役の女子大生にいつまでも韓国国内で家出を続けていることには、さすがにし難かったのであろう。そうであれば日本に帰国したとの報道が必要であった、ということになる。多くの人は、いくら何でもそこまでの嘘は有り得ないであろうと思うかも知れないが、そう思う人は考えが甘いのである。もちろん私自身、確信を持って述べているわけではないのであるが、状況的に考えてその可能性は小さくはないと思う。政府は国民を騙すためには平気で嘘をつくものである。それが日本の民主党政権であれば尚更のことである。本日(20日)の読売新聞、朝刊一面に2ちゃんねる、などのネット違法情報について掲載されていることも私から見れば、非常に怪しい。女子大生の問題についてこれ以上、ネット空間で詮索されることを妨害するために国民に圧力を掛けているようにも見れる。