龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

政府は平気で嘘をつく 2

そんなに簡単に公的な情報を鵜呑みにして信用してはいけない。韓国で行方不明になっていた女子大生の問題について、日本大使館に保護された時の状況が4月19日にJ-CASTニュースによって報じられていた。その内容によれば、4月11日、日本大使館に女性から「お金がなくて困っている」という電話があり、職員が会いに行くと、失踪騒ぎを起こしている女子大生がいた。職員は女子大生を大使館に連れて行き、両親に娘を保護したことを伝えた。女子大生は帰国に前向きではなかったが、「ご両親が心配している」と説得し、翌日、日本に送り届けたという。
さてこれらの情報から何が推測されるであろうか。前回、私が可能性があるとして言及したように、もし女子大生が昨年の11月時点で殺害されていて、韓国政府及び日本当局がその事実を隠蔽しようとしているのであれば、当然上記の報道内容はまったくのでっち上げということになる。もちろんJ-CASTが嘘をついているということではなく、日本当局が公表した嘘の一次情報を元に誤って作成された二次情報ということになる。しかしもし正真正銘の真実である場合、報道されていない女子大生の事情、動機についてどのようなケースが考えられるであろうか。私が考えるに、その場合この女子大生は恐らく在日韓国人であろう。それも日本と韓国の二重国籍者なのだと思う。日本では、両親の国籍が異なる場合の子供は、二重国籍となっていて確か22歳までにどちらかの国籍を選択しなければならない法律になっている、と以前に私は人から聞いたことがある。私が住んでいる大阪にはそのような境遇の若者が多いのだ。問題の女子大生は21歳である。日本と韓国のどちらの国籍を選択するかという時期に差しかかって、自らのルーツを探るために片親もしくはその両親の出身地である韓国を訪れていたということは世間にはよくある話である。そしてその場合、実は私もよく知らなかったのだが調べてみると、韓国での滞在日数の制限がどうもないようなのである。そうであれば19日のJ-CASTニュースが伝えた通り、大使館の職員が保護したにも関わらず、女子大生は帰国に前向きではなかったが、「ご両親が心配している」と説得して日本に返したという記事は信憑性が高いということになる。また韓国政府が当初、発表していた通り、女子大生が自主的に“家出”していたということであれば、女子大生の両親が離婚をしていたり、あるいは不仲であるなどの複雑な家庭環境も考えられるであろう。言うまでもないが、私の勝手な想像というか推測である。一つの仮定のもと(女子大生が本当に生きている場合)での可能性の話しだ。そのように考えれば、なるほど一応女子大生の行動は、それほど不可解でないとも言える。しかしである。私は疑い深いのだ。マスコミや政府(特に民主党)の発表など、全面的に信用する気には到底なれない。マスコミも政府も平気で嘘をつくものである。たとえ一人の人間の生死に関することであってもだ。具体的に上記の推測に、自ら反論するとこういうことになる。確か私が記憶するところの失踪当初の記事内容では、“日本人女子大生が昨年9月下旬に友人と二人で韓国に旅行に行っていたところ、タクシー料金のトラブルになり日本語が流暢な韓国人男性に助けられた。女子大生は一旦、日本に帰国した後、その数日後にその男性に会いに再び一人で韓国を訪れ、帰国予定日になっても帰って来ないことを心配した母親が、韓国まで行って捜索願を出した。”という経緯であったはずだ。この内容から私は二重国籍を有する女子大生のルーツ探しとしての行動とは、どうしても結びつかないのである。在日の人間であっても当然、恋愛もすれば、恋もするであろうが、在日の人のルーツ探しとすれば言葉は悪いが、あまりに尻軽というかチャラチャラし過ぎているのである。在日の若者は、少なくとも私のイメージでは、もう少ししっかりしているものである。それに韓国籍を有する大学生であれば週末などを通じてビザなしで渡航できるので、いつでも簡単にその目当ての男性に会いに行けるのだ。親名義のクレジットカードを持ち歩き、大学を半年間もほっぽり出してまで家出し続けるとはちょっと考え難い。そんな自分(のルーツ)探しなど有り得ない。ということで私の結論的にはこの女子大生は純粋な日本人である。それも当時の韓流ブームに影響されたミーハーな女性である。そのような女性が、異国の地で自らの失踪が警察騒ぎにまでなっていることを知らないはずもなく、またそのような状況でオーバーステイという不法行為を犯してまで抜けぬけと半年間も滞在し続けるような図太い神経を持っているわけがない。やはりこの事件は全体を俯瞰して考察すれば、辻褄が合わないし不自然だし、おかしいのである。つまりこの女子大生はやはり昨年のいずれかの時点で既に殺害されていて、今報じられている内容は全て隠蔽工作としての捏造の可能性が捨て切れないということだ。もしそうでないと言うのなら、その女子大生の名前と大学名を公表してみろよ。それで全ては明らかになるではないか。これだけ世間を騒がせておいて公表できない理由などないはずではないか。