龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

本物への感動

いやあ、これはやられたな。何回、見ただろうか。何回見ても心が震える。
華原朋美が、オーケストラに囲まれて歌う「I BELIEVE」の動画が凄い。こんなに心がこもっている歌を聞いたことがない。何という覚悟、何という気迫、何という表現力だろうか。一つの歌に命を吹き込むとは、正にこういうことなのだろうか。本当に命懸けの歌唱である。前回、私は小室哲哉氏の作る曲は、キャピキャピ、キンキンしているだけで中身があるのかないのかわからない、と述べたがそれはこれまでの私の印象というか先入観であった。カムバックした華原さんが歌う「I BELIEVE」を聞けば、こんなに良い曲はないと思える程である。特に華原さんが、「どれほどの恋、どれだけの夢」と歌うシーンを見ているとその心が伝わってきて涙が出そうになる。本当に素晴らしいとしか言えない。歌っている華原さんの表情を見ていると、完全に入っているのがわかる。「入神」という言葉が浮かんでくる。何かしら奇跡的な、跪きたくなるほどの素晴らしさだ。こういう歌を聞かされると、応援せずにはいられない。何回も見ている内に、愛おしさすら感じられるほどだ。やらせとインチキばかりの世相の中で、歌の中にかけがえのない真実を見出した喜びに私の魂は震えるのである。