龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

地方政治の悲惨なレベル

何が何やら、本当に世の中、訳がわからないというか、情けない。34歳の大阪府議が、女子中学生を相手にLINEをやっていて、その仲間から外されたことに腹を立てて、恫喝のメッセージを送ったのだとか。何を考えているのか、何も考えていないのか。いや、それにしても日本の政治の国会議員を頂上となす山裾の地方議員には、相当な「人材」が多数、紛れ込んでいるようであり、末恐ろしい。政治資金の不正を追求されての記者会見で、子供のように号泣する議員であるとか、脱法ドラッグを所持していて逮捕される議員であるとか、野次る議員も、野次られる議員の品性にしても、百花繚乱とでも言うのか、見事なお花畑である。共通して言えることは、皆、精神年齢が低くて、とにかく幼稚なのだと思われる。時流に乗って、議員に当選さえすれば、一時的にではあれ、生活の安定と社会的な地位が得られる。運が良ければ、国政に進出してアイドル並にスポットライトを浴びることもあるかも知れない、などとその程度の動機だけで「立派な」地方議員に成りおおせている人間が、相当数、存在するのではなかろうか。しかしそれにしてもどこかの祭りで女子中学生を相手に名刺を配って、LINEをするなどとは、ちょっとひどすぎる。私の中学2年生の息子も、一日中、LINEばかりやっているようであるが、そういう所に大の大人が、それも政治家が紛れ込んでくるなどとは、ちょっと想像し難いことである。その議員には大阪大学を出ている経歴があり、学歴だけで政党に入党したり、当選する上でも党の公認で、それなりの信用が得られたのであろうが、有権者には今回のように何らかの問題が発生しない限り、その正体を判別することはほとんど不可能なのだから、もう少し、人間としての中身の方も政党が責任を持って厳選してくれなければ困るという思いだ。今回の件については正に中学生並の精神年齢の持ち主を公認してきた「維新の会」の責任も重いものであり、要するに、維新の会という一時的な時流で、そういうお花畑的な人材をも吸収し、政治家に作り上げてきた結果であるとも見れる。美しいお花畑は、死んであの世にいく途上で見ればよい光景であって、政治とは言うまでもなく現実に即して、峻厳に覚醒したものでなければならないはずだ。それを、維新の会だけの問題ではないが、女子中学生相手のLINEであるとか、脱法ドラッグにラリってのお花畑であるとか、本当に、本当に、勘弁して欲しいものである。徹底的に浄化、駆除しないことには、この国に未来はないぞ。