龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

自民党の安易さについての一考察

ヘイトスピーチであるとか、在日の人間を批判してもしようがないのであって、今回のように慰安婦問題での10億円もの日本からの拠出金に対して韓国政府がその使い方を明確にしないことや、約束していたはずの慰安婦像撤去を誠実に推し進めようとしないこと、そしてそういうような状況であるにも関わらず10億円拠出を閣議決定してしまう日本の政治に、もっと日本国民は全体として怒りを表明すべきであると私は思う。ヘイトスピーチは間違った怒りの表明であって、そういう一部の運動に対してヘイトスピーチ条例なるものが、各地域で制定されるような事態になると結局は、そのごく一部に過ぎない状況を政治利用されて、差別撤廃や差別反対の正義の拠り所を日本の政治やマスコミに手渡してしまうこととなり、真に問題にすべきであるこのような日韓の政治課題がうやむやにされたり、覆い隠されるような事態になってしまうものである。それが日本の民主主義なのだ。ともかくも対外的に金を出すことが悪いとは言うつもりはない。見返りがなくても道義的に必要性があるのであればODAなどのように拠出しなければならない場合もあるであろう。民間企業のように利益を求めるばかりが政治の役割でないことは認める。しかし何度も繰り返すのは面倒なので詳細は省くが、今回の解決金は本来は既に解決済みになっているはずのものであり、これ以上の韓国の蒸し返しを防ぐことが目的であるのであれば順序とすれば慰安婦像が完全に撤去されてから拠出すべきであって、自民党の金の出し方はあまりにも「安易」に過ぎるのである。この安易さが、韓国を付け上がらせていることは明白であって、このままではまた同じ状況が繰り返されるだけであることがどうして自民党の政治家には理解できないのであろうか。頭の中をよく自己点検してもらいたいものだ。何よりも我々国民はこの自民党の「安易さ」と言う罪を厳しく罰すべきである。