龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

アメリカに救いを求める韓国の情けなさについて

トランプ大統領が、日韓の紛争に仲裁するとしても何の関係もない。日本は粛々と日本の立場と考えをアメリカに丁寧に説明して理解を得るように努めるだけのことである。むしろトランプ大統領の仲裁がある方が、日本にとっては都合が良いと言えるであろう。なぜならトランプ大統領の仲裁の下で、日本がこれまでの方針を一転させて、フッ化水素など半導体材料3品目の輸出管理の見直しやホワイト国除外を撤回させるようなことになれば、アメリカは同盟国であるとは言え第三国間の紛争に対して不当に影響力を行使させたかのように全世界に印象付ける結果となるであろうから、日本はこれまでの方針を堅持させやすいし、また堅持すべきであるという流れにもなる。そもそも日本の韓国に対する主張であるとか対応は、韓国がどのような言い掛かりで反論しようとも、筋道的に間違ったものではないので、トランプ大統領の出来ることは両国の言い分に静かに耳を傾ける以上のものではないはずである。アメリカという国家は、一般にはわかり難いかも知れないが、表と裏の二重構造によって成り立っているものである。大統領という存在は、議会も含めてではあるが表側の権力の象徴であって、不当に影響力を行使させることによって、アメリカの建国理念である自由であるとか正義の価値を貶めることはできないのである。ましてや半導体材料3品目の北朝鮮への横流しについては、アメリカの諜報機関であるCIAも実情を把握しているであろうし、アメリカの大統領が同盟国の安全保障を根底から揺るがせるような影響力の行使をなすのであれば、明らかに大統領失格であると言える。トランプ大統領もさすがにその程度のことは理解していると思われるが、考えられることは、トランプ大統領は韓国の文大統領に泣きつかれ、懇願されて仲裁の表明をせざるを得なくなってのであろう。韓国は一から十まで、歴史的に見ても現在においても、自力では何も為し得ない国である。原因は自分たちで作っているのに、都合の良い時だけ、恥も外聞もなく大国に救いを求めるのである。本当に情けない国である。ともかくもアメリカは、韓国にトランプ大統領を交渉の表舞台に引っ張り出されても、アメリカが直接関与しない第三国の問題に対して不当に圧力をかけたと全世界からみなされても何のメリットもないのは当然であるから、韓国に対して、また日本に対してもであるが、肩入れする姿勢を取れないということだ。よって日本は何度も繰り返す通り、粛々とアメリカと世界に対して日本の立場を理解してもらえるように努め、無暗に政治の方向性を右往左往させることによって、日本だけでなくアメリカの権威や地位を貶めることがないように気を付けなければならない。