龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

危険性を知らしめない日本の政治

豊洲市場地下の汚染水についてもそうだが、日本の政治の悪い所は一つの問題、一つの案件、一カ所の地域については、ことさら大きく取り上げて、それに対決、対処する姿勢で、それ以外には、特に我々の生活の身近な領域においては、それと同様の問題などあり得ないかのような錯覚を国民にもたらしているものである。こういうことは意図的になされているのであって、要するに政治やマスコミが取り上げる問題は、無論それ自体に問題性がないとは言えないが、基本的にはインチキなのである。インチキというか目眩ましなのだ。東京都の中央卸市場の移転なのだから確かに国民への影響力は甚大であり、疎かにはできない問題であることは当然だが、それなら私が何度も言及しているアマルガムの水銀問題はどうなのだと、ステロイド塗り薬の長期使用による副作用は国民全体に認識されているのかと、そういう事の方がよほど我々の生活において身近でありふれた問題ではないのか、と言わねばならない。現時点においても口の中にアマルガムを装填している人はものすごくたくさん存在すると思われる。日本の政治は問題が大き過ぎたり、対象者が多過ぎると途端に手に負えないとばかりに頬かむりをしてしまうものである。日本全体の医療機関や製薬企業が、厚労省や政治、マスコミなどと手を組んで問題がないことに仕向けられてしまうのだ。これは国家間の領土問題と同じで、国家権力が問題の存在そのものを認めなければ、討議や検証の俎上にすら上がらないということなのだ。
アマルガムの除去についてであるが、私が全身の湿疹の原因が、アマルガムの水銀であることに気付くまでに1年8カ月も要したものであるが、体内の毒素を排除するキレーション治療をしているクリニックでそこと提携している歯医者を紹介してもらったのであった。そこの院長が言うには、どの歯医者でもよいということではないということであった。水銀の危険性を認識して、除去時に患者の体内に水銀を取り込まないように、ラバー(ゴム)製の防護カバーで口や鼻を覆ってもらう必要性があるのだが、その辺の歯医者ではそういうことはまずしないということであった。またそういう歯医者は、水銀の危険性そのものを認識していないようでもあり、金属の詰め物の外観を見ただけでそれがアマルガムと識別できるかどうかも疑わしい。実際に私がクリニックの院長から紹介された歯医者においても、アマルガム除去の担当医という人がいるらしくて、初日に行った時はその担当医が休みであったので、他の人に取り敢えず口の中の状況を確認してもらってレントゲンも取ったのだが、その時点の説明では口の中の詰め物は全部で確か5か所ほどで、その全てがアマルガムというような話しのはずだったのである。それで概算の見積りでは全てをセラミックスに変えるとなると、保険が効かないので1本につき10万円以上で全部で60万円ほどかかることが予想された。大変な出費なので、えらいことになった、どうしようかとも迷ったが、健康を取り戻すには背に腹はかえられぬと覚悟をして、次回、担当医の予約を取って行き、診てもらうと何とアマルガムは1個のみでその他は全てパラジウム合金であるということだった。因みに少数ではあるが、金属のパラジウムにアレルギー反応を示す人はいるようなのであるが、私はそうではないのでアマルガム1個のみを除去して、そのあとにセラミックスか何かのプラスチックを詰めてもらったのだが、それも保険でやってもらえたので私が支払った治療費は僅か2000円であった。60万円覚悟していたのに2000円で済んだのである。それで憑き物が落ちたように身体が本当に楽になったのだ。その日のことはよく覚えているが去年の2月14日、バレンタインデーの日であった。私は誰からもチョコレートのプレゼントなどされなかったが、水銀の流出元がなくなったことを神に深く感謝したものであった。それも日に日に体が回復して行ったというようなものではなくて、その日、歯医者の治療が終わって帰り際に車に乗り込もうとした時に、身体全身に弱い電気が走ったようなびりっとした感覚があって、それで楽になったのである。それだけのことである。その翌日ぐらいから顔の赤みも消失して行った。ただこれまでに何度も述べている通りに、ステロイド離脱の後遺症が残っていてアトピー(アレルギー)の原因が水銀からステロイドに変化して行ったものである。しかし皮膚科に行ってこういう話しをすると、皮膚科の立場からすれば当然なのかも知れないが、真っ向から否定されるのだ。キレーション治療の有効性とかアマルガムの水銀が原因であるなどの理屈は、皮膚科医ははっきりとは言わないが言外にインチキであるかのような物の言い方しかしないものである。本心ではキレーションと歯医者がグルになって金儲けをしているぐらいにしか、考えていないのだ。しかし私に言わせれば、どちらがインチキなのかと。実際にはっきり私は断言するが、99%の皮膚科の方こそ行き過ぎた金儲け主義によるインチキである。ただたちの悪いことには99%の皮膚科のバックには、国が後ろ盾になっているので、悪びれたところがまるでないのである。国のガイドラインに沿った治療をしていて、保険適用にもなっているのだから、一体何の文句があるのかと、そういう態度なのである。ということで皮膚科もそうだけれど、歯医者選びも大変なのだ。歯医者など掃いて捨てるぐらいの数があるが、大阪であってもアマルガムや水銀の危険性についてきちんと認識したうえで治療している歯医者は、ほとんどないのかも知れない。それも国がそういう風に指導していないからだと思われるものである。それから余談ではあるが私のアマルガムを除去してくれた歯医者は、30代ぐらいの男性であったが、当時の私以上にひどいアトピーであった。本来は患者だけでなく歯医者もアマルガムを除去する際には、完全防護で臨まなければならないのだが、面倒なのかマスクぐらいはしていたかも知れないが、普段の軽装で治療していたのである。おそらくはこれまでに患者のアマルガムの水銀を吸ってきてアトピーになっているのだ。これも一つの職業病であり、気の毒だなという印象で私は、その歯医者を見ていた記憶がある。またデータがないのではっきりしたことはわからないが、歯医者には水銀中毒にかかっている人が多いということのようである。私が読んだ本にはそのように書かれてあった。