だから何度も言っているであろうが。黒田には喋らせるなって。日銀の黒田がコメントを発するとドル円の相場が円高になって、１００円割れの可能性が高まる。なぜそうなるのかと言えば、黒田は市場の信頼を失っているので、投資家の心理が悪くなって、リスクオフに転ずるからだ。黒田の言っていることには何の中身も信念もない。取り繕っているだけだ。取り繕っているだけだから、何が言いたいのか、どうしたいのかがよくわからない。今更、サプライズを中止して、市場との丁寧な対話と良好な信頼関係を構築しようとしても手遅れなんだよ。そもそも今の日銀は政治との距離感が無さ過ぎる。というよりも二人羽織のようにほぼ一体ではないか。黒田総裁と安倍総理が密着して、１枚の羽織の袖から通した手で、一体誰にお酌しようとしているんだよ。緊張感を持って注視するとか、財務省と政治と日銀との三者会合であるとか、意味のない発言やパフォーマンスをいつまで続けるつもりなんだ。あなたたちは暇人なのかと、言いたい。外面だけ忙しそうなふりをしていても、中身がなければ、ない中身に進歩が見えなければ、国民から見れば暇人と変わらないということだ。大体において、今更言うまでもないことだけど日本の政治は対外的には自主性が限りなく０に近いのだから、そんな政治に日銀が中央銀行としての独立性を放棄して、盲目的に追従するような姿勢を見せれば、ぐちゃぐちゃになってしまって財政の健全性も市場の信頼も失って当然ではないか。
