龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

日本再生への道

恐ろしいな。また、黒田が喋るのか。(15:35)
日本の景気の減速傾向は、小売業や百貨店、スーパーにおける前年同月比販売額を見てもはっきりしている。
8月小売業販売額 -2.1%
8月百貨店・スーパー販売額 -3.6%
今の日本経済は、マネーサプライや金利でどうこうコントロールできる状態ではないと思われる。下手に口先だけで介入しようとするから、急激に円高が進んだりして余計におかしくなってしまうのだ。政治のすべきことは、政治主導で実需を作り出していくことではないのか。ヘリコプターマネーのようなばら撒きではなくて、大規模な建設国債を発行してでも、公共事業で実体的な金の動きと雇用を促進していかなければならない。4年後の東京オリンピックを当てにするのではなくて、いますぐにでも地方から始めていくべきだ。それから国際競争力を回復させるためにも、研究開発や基礎研究などを政治主導で再開させ、海外に散らばっている製造拠点を国内に回帰させていく必要性があるのではないのか。デフレから脱却するには最終的には、付加価値の高い製品を作らなければどうにもならないものである。そもそも日本にはそれだけの技術力があるのに、政治がその利点を殺してきてしまっている結果なのである。この20年ほどの間、中国や韓国の経済成長に配慮し過ぎてきたせいで、日本の国力は大きく衰退し、どうにもならないような袋小路に追い込まれてしまったものだ。全ては政治の責任なのだ。国民はこの政治の責任をしっかりと見極めて、糾弾しなければならない。政治は国民の意識と認識のレベルでしか動けないのだから。