2006-07-14 夏の光 詩 #詩 夏が地上に降り注がれる 燦燦と 夏の光は無数の色の糸となり、私の現実を紡ぐ 誰が織る、悲しみのタペストリー 愛する息子との別離 おまえの瞳が 戸惑いながら、涙をためて無理に笑おうとする おまえの顔が ひまわりのように輝いて 私の胸を貫く 夏の光は残酷だから 私は木陰に隠れて、じっと夜を待つ 夜が来れば 全ては解決するかも知れないと、考えながら