龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

GSOMIA破棄に見る韓国の愚かさ

GSOMIA破棄における韓国の真意とは何だろうか。答えは韓国の政治に真意というものはない。あるのは嘘と反日だけである。アメリカとの水面下における緊密な連携で理解を得ていたなどと平気で嘘をつく。さすがにアメリカに抗議されれば、嘘をつき続けることはできないので事実でなかったことは認める。しかし国際社会で嘘をつくことを何とも思っていない。韓国は、北朝鮮も同じであろうが、基本的に政治の信義を守ったり、誠実な対話姿勢によって国家間の建設的な信頼関係を構築していこうという考えがない。長期的な視点は皆無で、国家永続の時間軸から見ればほんの一瞬に過ぎないような、その時点の力関係しか捉えていない。だから嘘をついたり、相手国を騙したり、日韓基本条約のような重大な取り決めを反故にするようなことに対して、韓国の政治には、自省を促せたり、問題意識が生じる余地がない。真理や真実を追求しようという精神性もなくて、そこに働いている判断基準は、嘘が通用するかどうか、どのような強弁で相手に嘘を受け入れさせるかということだけである。日韓の歴史問題もそれと同じである。嘘が通用するので何十年でも、何百年でもその嘘を維持し続けて、日本の謝罪や補償を要求し続ける。韓国はそういう国なのだから、その体質は絶対に改まるものではあり得ないのだから、日本はそうであると見做して、国交を断絶するなり距離を取っていかなければならない。そういう意味ではGSOMIAの破棄も本来は、韓国ではなくて日本が通告すべきものであろう。しかし日本は、日米同盟の重要性とアメリカのアジア戦略に配慮してそのような決定をすることはできない。韓国のホワイト国除外はアメリカの承認を得ていたであろうが、GSOMIA継続はアメリカにとっては絶対的に必要なものであるので、その発想が日本には有り得ない。日本は安全保障体制においてはアメリカと足並みを揃えざるを得ないものである。本来は韓国も同様であるはずだが、韓国の政治にとっては日米間の軍事連携の重要性よりも、日本に対する体面や反日政治を守ろうとするベクトルの方が強く働くものである。そして日本の責任でこのような結果になったのだと、日本に対する批判をより一層に高めることで、アメリカの影響力をも反日に巻き込み、利用しようと画策する。結局、韓国という国家の本質とは何なのかと言えば、反日以外にないということだ。反日思想が国家の形態を具現化したものが韓国なのであって、そのイデオロギーを正当化するためには、相手を騙したり、真実を嘘で塗り固めたり、条約を反故にするような姿勢から離れることはできないものである。しかしそのような韓国の内在的な政治力学は、最終的には自分で自分の首を絞めているのとおなじであって、自壊、破滅に向かわざるを得ない性質のものである。全ては日本が悪いのだと繰り返し主張しながら、破滅へ突き進んでいく国家運動が韓国政治であると言える。そして日本の問題は、そのような自滅が宿命づけられた韓国政治を朝日新聞のような左派言論や一部の政治が、これまでその政治体制を維持、強化させるように親韓、媚韓という文脈の中で何十年にも亘って支持し続けてきたことである。韓国の嘘を、嘘とは認めさせないで、原因は日本にあるのだと信じ込ませようと韓国と共闘してきたものである。そのような日本の言論、政治は、単に韓国の一部の支配者を応援してきただけで、韓国という国や国民の利益になるものではないことを理解できていないのだ。戦前に韓国の近代化の基礎を日本が作り上げただけでなく、戦後の韓国政治の愚かさは日本の左派言論がもたらしたものと言えるであろう。