龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

子供を守る取り組み

母親がパチンコやパチスロに熱中している間に、車に放置された子供が熱中症で死亡する。言葉遊びの洒落にもならないような腹立たしい事件がまた発生した。私の記憶にあるだけでも少なくとも3~4回は、このようなギャンブル中の子供の放置死があったように思われる。
日本社会は、教訓から学び取るという能力がまったくないのであろうか。一番、悪いのが子供を車に置き去りにしてパチンコをする親であることは言うまでもないが、パチンコ業界にも責任の一端はあるのではないのか。たとえば店員が駐車場の車を見て廻るとか(もちろん外から見てわかるのかという問題はあるが)、店内放送で客に注意を呼び掛けたり、張り紙で警告する位のことは出来るであろう。しかし、幼児放置死の撲滅を目指すそのような取り組みの姿勢はまったく聞こえてこない。
またそれ以前に、新しい法律を作って対処することが出来るはずである。パチンコ店に小さな子供を連れてくること自体が間違っているのだから、子供同伴で来店することを禁止する。パチンコ店駐車場の車に幼児を放置する行為そのものを虐待とみなして、発見した者には警察に通報する義務があるものと定める。また子供を車に置き去りにしてギャンブルしていた者は20万円の罰金刑とする。仮にこのような法律があれば、親がギャンブルしている間に子供が熱中症で死亡するなどという悲しい事件はなくなるのではないのか。
国は普通の健全な市民生活を抑圧するようなつまらない法律ばかり作って、肝心の子供たちの生命を守るような防止策については目を向けようとしない。どうした事なのであろうか。政府のお考えをお聞きしたいものである。一度、当局に陳情してみようか。