龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

マスコミ主導の低俗道徳

サッカーなど、もうどうでもよい。最近また、マスコミの悪癖が発症しているようである。何かと言えば、言うまでもなく、政治家の失言狩りである。石原伸晃氏の「金目」発言とか、麻生太郎氏の「いじめ許容」発言、そして東京都議の塩村あやか議員に対するセクハラやじの問題などである。今、どうしてこのような自民党の議員(つまり権力そのもの)に対する失言への攻撃が、集中しているのであろうか。物事の表面しか見えない人間には、何を言っても一緒であろうが、これはどう考えても、マスコミの政治に対する主導権を獲得するための、地ならしというか下準備である。人権とかモラルなどは、ほとんど関係ない。恐らくは一口にマスコミといっても、その中心的な存在は新聞社であろうが、その心は、来るべき消費税10%増税時に軽減税率として、新聞を生活必需品として減税対象に含めさせるために、マスコミの政治に対するイニシアチブを高めるために行われている儀式のようなものである。わかる人にはすぐにわかるであろうし、わからない人間は死ぬまで(いや死んでも)わからないであろうから、私は一部のわかる人にだけ訴えたいが、こういうマスコミの「職権乱用」をいつまでも許していてよいものだろうか。よく考えていただきたいものだと思う。何も私は政治家の失言を応援したり、推奨している訳ではない。自民党の肩を持っている訳でもない。そういうことではなくて、マスコミ道徳に何故、こうも全ての国民が諄々と従わなければならない社会秩序の国に、日本はなっているのかということである。今般の塩村あやか議員においても、ググればすぐにわかることだが、その品性や品格は今のマスコミが糾弾するほどに、保護しなければならないものとは思えない。塩村議員が、議員になる以前に出演していた、「恋のから騒ぎ」なるバラエティーの馬鹿番組での発言が、専属の脚本家の作ったやらせではなくて、真実である証拠はどこにもないが、それでも以前に交際していた男性に、実際には妊娠していないにも関わらず、妊娠している、堕ろすつもりはないなどと嘘をついたり、それらの理由で慰謝料を男性から、最高で1500万円もむしり取ることをいかにも自慢げに語る女性であることは紛れもない真実である。恐らくは、この「私が」このようなことを指摘すると、当局は慌てて該当する動画を、削除するのであろうが、勝手にすればよい。脚色であれ、真実であれそのようなことを面白おかしくTV番組で語る女性が、都議会議員になって、「早く結婚しろとか」、「産めないのか」などと野次られたことで、殊勝にも涙を流して見せ、人格を否定された、差別だ、セクハラだ、などと大袈裟に騒ぎ立てることが、日本や日本国民にとってプラスになるのだろうかということである。ヤジっている政治家の方が、よほど人間的で良心的ではないか。また疑惑とすれば選挙事務所として借りていた200万円の家賃を、当選した途端に態度を豹変させて、無料で借りた約束であったなどと、白ばくれて支払おうとしないという内容の報道もある。まあ、このようなタイプの人間が、往々にして芸能界から図太くも政治の世界に転身して、マスコミ権益と巧妙に結託するのであろうが、我々、国民は麻薬中毒者のようにラリった頭で、お上やマスコミの言うこと受け入れているだけでなく、自分の頭で考えることが必要であると思う。と、こういうことを何百回、何千回繰り返し、主張したところで、無理なことはわかっているのだが。だから私は、虚しいのである。憲法改正、自主憲法の制定とは、マスコミの洗脳から離れて、国民が自分自身の頭で物事を考えるための第一歩なのである。本当に虚しい。