龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

国技の腐敗を推し進める日本の政治

大相撲の発展を求める議員連盟、て何なんだよ、一体。ふざけるにも程があるな。
日馬富士の引退が時期早々であるとか、真相は藪の中であるとか、ムードで物事が決められているとか、言っていることが腐敗の極みである。引退の決定打は旭鷲山が公開した貴ノ岩の頭を縫った傷写真であろう。これでもう世間に対して言い逃れが不可能であると諦めがついたのだと思われる。日馬富士はビール瓶では殴っていないと否定していたが、これはカラオケのリモコンや素手で殴ってできる程度の傷ではない。私は当初からその部分に関して、当人の日馬富士や同席していた白鵬は嘘をついているであろうと考えていたが、間違いのないことであろう。白鵬が言っていた一旦ビール瓶は手に持ったが滑って落としたなどという話しは不自然であるし、まあ言ってみれば素人の嘘である。そういう状況でビール瓶が手に持たれていたのであれば、十中八九はそれを凶器として暴力が実行されているのである。手から滑って落ちるなどということはあり得ないし、それは写真の傷が雄弁に物語っている。
それでこの期に及んで何で、引退は時期早々で、真相は藪の中などというコメントが出てくるのだ。普通に考えれば、相撲協会から何らかの働きかけがあったのか、或いは相撲協会の意向を忖度しての動きだと考えられる。相撲協会と政治、特に自民党はつながっているのである。健全で建設的なつながりであれば誰も文句は言えないが、到底そのようには見えない。しかし改めて今回の件で、再認識させられることは政治が腐れば、それと同じように日本の国技も腐っていくのだなということである。こいう政治家どもをいざ選挙になれば大勝させなければならない選択肢の無さや、国民不在の状況は本当に絶望的である。ともかくも個人的には私は力士の暴力事件にはまあ特殊な世界の中でのことであるし、ヤクザの親分が子分をビール瓶で殴りつけるのと同じで我々一般人の関係のないところで勝手にやってくれという気もするが、今回の議員連盟のように腐った政治家が妙な動きで、貴乃花親方や警察に圧力を掛けようとしているとなると単なる力士間の暴力事件などとは比べ物にならないほどに罪は重いし、無視できないことだと思われる。皆さんはどのように感じられることであろうか。