龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

報道ステーション解説の偏向について

報道ステーションの何とかという解説者の偏向が酷過ぎる。前から感じていたことだが、もう少しましな人間はいないのか。韓国海駆逐艦によるレーダー照射問題で、日本側が実務者協議を打ち切ったことに対して、「冷却期間を置いて、有耶無耶にしようという意図のあるメッセージだ」という内容の解説をしていた。そうではないだろう。いい加減なことを言うな。自分個人の希望的観測で勝手なニュース解説をされては困る。今回の日本側の打ち切りは、冷却期間や有耶無耶というようなワードが相応しいような消極的な姿勢ではないくて、日本とすれば珍しく主導権を発揮して、これ以上韓国と協議をしても真相の解明には至らないということを探知音の公表に対する韓国側の想定された反論の直後に発表するという手順で世界に対してアピールしたものであって、正当的とでもいうか、これが本来の外交交渉の在り方である。今までの日本であれば、落とし所を探りながら、いつまでも韓国側のペースでぐちゃぐちゃとした泥沼にはまり込んだような協議を継続させていたものであるが、今回は日本から距離を取る姿勢を示すことが出来たのであるから一歩前進ではある。その上でアメリカに配慮して、日米韓の安全保障上の協力体制の重要性についても確認し、努力し続けるということにも言明したことは、大人の対応と言うべきであって、今回の件だけではまだ何とも言えないが、やっと日本の外交も中学生の生徒会レベルから高校生への成長の兆しが見え始めてきたのかも知れない。それを冷却期間を置いて、有耶無耶にというような解説は日本がそのような少年の幼さに留まってくれなければ困りますという、マスコミ側の意向なり思惑が伺えるもので、誠にもって腹立たしい。あなたたちは日本をどのような状態に維持したいがために報道という仕事に携わっているのだ。自分たちは報道の解説を通じて、日本をいかようにもコントロールできるとでも考えているのか。そしてそれに相応しい人間であると自任しているのか。このような人種が日本を貶め続けているものである。日本人は韓国の政治や報道に対して怒りを感じるだけでなく、それと同等の割合で日本の政治やマスコミの在り方についてもしっかりと監視し、批判を行わなければならない。なぜなら韓国の日本に対する暴走は、日本の内部構造を反映する鏡のような性質をも多分に含んでいるからである。