龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

政府は平気で嘘をつく 4

純粋に直観で言えば、韓国で失踪した女子大生の問題は、フジテレビの韓流放送と深く関係している。昨年の夏から秋にかけて、フジテレビの放送内容が韓流に偏向し過ぎているとして数千人規模のデモ行進が繰り広げられた。フジテレビのスポンサー企業商品の不買運動まで起こった。もちろん、新聞やテレビは一切無視して報道しなかったので知らない人の方が多いであろう。だが実際に、抗議行動が奏功したようにフジテレビのそれまでの垂れ流しのような韓流放送は目立たないほどに少なくなっていったのだ。しかし私は、デモや不買運動の動きがフジテレビに少なからず影響を与えたことは確かであろうが、決定的には昨年9月後半に発生した女子大生の韓国での失踪問題が原因になっているのではないかと当初より睨んでいる。仮にである。女子大生が殺害されていて、韓国政府が日本の外務省を通じて水面下で事件のもみ消し工作を依頼してきたとする。もちろん常識的にはそんな馬鹿げた外交上の申し出は、絶対に受けるべき筋合いのものではあり得ない。しかし民主党政権となると話は別である。尖閣諸島での中国漁船衝突事件で、中国人船長を那覇地検に圧力を掛けていとも簡単に不起訴にし釈放したように、民主党には元々、国家存立の要である主権を守るという感覚が前菅首相にも、野田首相にもまった欠けている。むしろ国家主権を放棄してまで、中国や韓国にへつらっているだけであるのに、貸しを作って外交関係におけるアドバンテージを得ることが出来たと、全然、筋道違いの自己満足で居直れるような品性、精神性の持ち主であると言えよう。ところが実際にはアドバンテージどころではなく、一旦、国家が守るべき主権の一線を放擲してしまえば駆け引きも何もない。見掛けはともかく実質的には対等の関係どころではなくなってしまって、弱みに付け込まれるように何度も同じようなケースで同じように無理強いされることになるだけのことだ。それが日本の真の姿なのだ。悲しいことではあるが、我々は現実を直視しなければならない。悲しい現実を、国際協力や友好関係などの軽薄な言葉で誤魔化してはいけないのだ。主権を喪失した国家では国民の命が権力に軽んじられることとなる。国内の人命を軽視してまで外面的に国の対面を保つ必要性が生じるからだ。韓国での日本人失踪問題は、日本型権力の下での人命軽視の象徴であるとも言えよう。
私は何度も言っているように政府の公式な発表など信用していない。この話はいかにも不自然だ。不自然とは言っても確信はないが、証拠と確信がなければ何も言えないのであれば、言論の自由が保証されているとは言えない。確信がなくとも国家存立の本質に関わる重要事項は誰かが言わなければならない。それでは何で、私しか言わないのだ。私は誰かから1円たりとも金を貰っているわけでもなく、誰かに評価されたり認められようと思って言っているのではないのだぞ。私は私のこの主張を専売特許にするつもりなど毛頭ないのだ。ご賛同いただけるのであれば、私のことなどまったく無視して、ご自分の意見として是非、拡散していただきたい。日本のためにである。外務省や政府が日本人旅行客の渡航先での殺害事件情報を隠して国民に注意勧告しないだけならともかく、殺された国民が何事もなかったように無事にひょっこり帰ってきましたなどと真っ赤な嘘を平気でつくようであればもう日本はもう国として終わっている。単なる集落だ。そうは思わないのか。そう考えるのは私だけなのか。考えられるケースでは、韓国で失踪した女子大生が殺害されたことが発覚した時点で、韓国政府からの要請で日韓両国に報道規制がかけられ自発的な家出の扱いにされてしまったのであろう。韓流ごり押しなどと批判を受けていたフジテレビも、自分たちが煽り立てて作ったブームに影響されて韓国旅行していた罪なき日本人女性が、現地で殺害されたにも関わらず、その事実そのものを報道機関としてもみ消しするようなことに加担することになれば、さすがにそれまでの韓流放送を同程度に継続させることは人間として憚れることであろう。だからフジテレビの韓流は下火になったのだと私は見ている。ところが韓国政府はいつまでも日本の現役の女子大生を家出扱いで放置し続ける訳にもいかない。GWも間近に控え、日本の馬鹿大衆(失礼)にはこれまで同様に韓流に影響されて韓国に旅行してもらわなければ外貨獲得のためにも困るのである。円がウォンを買うことは日韓双方にとって必要なのだ。理由は省く。よって家出している女子大生が日本に帰国したという嘘の報道を日本国内に流すように韓国政府が要請したのではないのか。その要請を嬉々として受け入れるのが野田総理であるということになろう。もうそのあたりのレベルとなれば性根の腐った権力者の考える計算式は我々のような凡人には皆目、見当もつかない。裏で外務省の職員が女子大生の実家を訪ね、幾ばくかの見舞金を支払った上で、国際的な外交上の都合で、娘さんは生きて日本に帰国したということにしてくださいと依頼すれば、果たしてご両親は断ることが出来るであろうか。もちろん何度も繰り返すが、私が言っている内容も当然、間違っている可能性はある。しかし私は直感的に自分の推理が正しいのではないかと考えている次第である。さて皆様方には私の主張と、政府の公式見解のどちらが信用に足る内容であるか、ご自分の頭でよくよく考えていただきたいものだ。それが何より日本の国益となるのだ。