日韓外相会談が開催されるのであれば、その場で日本の外相は、競泳、冨田選手が韓国の仁川で行われたアジア大会で窃盗したとする監視カメラの証拠映像の公開を要求すべきである。冨田選手は韓国警察に嵌められたと主張している。私を含め日本にはその可能性が小さくないと考えている人間が多い。このような状況下で、政治レベルだけで上辺の友好関係を模索することに何の意味があるのか。事は一人の人間の人権に関わることである。日本人の人権を無視、度外視して行われる政治対話、外交交渉など砂上の楼閣以外の何物でもないものである。外相会談や首脳会談などの外観の形式だけを整えることを、「一歩前進」などと言うべきではない。中身のない形式には何の大義も実りも有り得ない。あなたたちの行っている政治活動や給与に一体どれほどの公金が費やされているのか。自己満足のような政治から脱却していただきたい。
それから３年前の韓国ソウルにおける女子大生失踪事件についても改めて、報道されている通り、本当にその女性が無事に日本に帰国しているのかどうか調査していただきたい。調査と言っても外務省とマスコミが足並みを揃えて嘘をついているのであれば、真相は分かりようがないと諦めている人も多いであろうが、仮にも日本は民主主義国家である。政治家は民意を代表して、国民から選ばれている存在である。国会議員の中から一人ぐらい勇気を持って真相を調査しようとする人間が出てこない方がおかしいではないか。もちろん本当に無事に何事もなく日本に帰国していて、安穏と生活している可能性もなくはないが、この事件に関しても私同様に、不可解、不自然だと感じている人は少なくないはずである。その具体的な点については、既に前述してあることなので省略させていただく。
今、多くの人に訴えたいことは、これらのことは決して他人事ではないということである。自分自身が韓国という国と何の関わりがなくとも、あなたの友人や家族、配偶者などが韓国に旅行や仕事で滞在している時に、何らかの犯罪被害や冤罪、トラブルに巻き込まれたとして、その際にどのような処遇や取扱いを受けることになるのかという非常に重要な問題なのである。今の状態では外務省も政治も何の頼りにもならないだけでなく、韓国のもみ消しや謀略に日本側が協力させられている事態も現実として充分に考えられる状況になっているものである。そのような事が許されるであろうか。そうであれば日本人の生命や人権は、極めて軽いものとして扱われているのである。このような疑惑については私一人が喚いたところでどうにかなるものではない。徹底して無視されるだけのことは目に見えている。よって私と同じような不信、不安を感じておられる方は、是非ともご自分なりの方法で声を上げていただきたいと希望するものである。日本人の生命と尊厳を守るためにである。
