龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

53歳のスマホデビュー

ややこしい。完全に理解するには時間がかかりそうだ。何の話しかと言えば、スマホのことだ。遅ればせながら、スマホデビューをした。今や誰もが当たり前のように使っているから簡単そうなものであるが、私には必ずしもそうではない。先ずラインの概念を把握するのにつまずいた。私は当初、これまで使っていたガラケーを契約解除して、スマホガラケーの電話番号を引き継がせようとしたのだが、ガラケーの電話掛け放題プランがなくなって、私のスマホ契約パターンでは、30秒20円の通話料金が掛かるということなので、それは困るので、ガラケーを残しスマホで新規の電話番号を取り、ガラケースマホの両方を使い分けることにしたのであった。ショップの店員が説明してくれるに、最近の人はラインで電話したりメールのやり取りをすることが中心で、通常の一般的な電話はあまりしないものだということである。そういうものなのか。当初はそれで了解していたのだが、よく考えれば、私は携帯で固定電話相手に掛けることも多いので、やはりガラケーの掛け放題プランは必要だということで、ガラケースマホの両方を持つことに変更したのであった。それはそれでよいのだが、スマホ(アイフォン6)をショップにもらいに行った時に、親切な店員がラインのインストールと設定をしてくれて、ラインのIDをガラケーの電話番号で登録してくれたのだが、家に戻ってから私の頭は混乱してきた。ガラケースマホが同じ電話番号になっていると思い違いし、果たしてそんなことがあり得るのか、問題があるのではないのか、たとえば誰かが私の番号に電話を掛けてきた時に、ガラケースマホの両方に着信音が鳴るのではないかと訳がわからなくなったのだ。他にも分からないことがあって、ガラケーに登録されている電話番号をスマホに移行させた直後に、何人かがライン画面の中で「お友達」として表示されてきたのだが、試しにその中の一人の息子にラインで電話を掛けて見たところ、呼び出し音はなるのであるが、つながらないのである。ガラケーで息子のスマホに電話を掛けて聞いて見ると、息子のスマホは私からのライン電話には全く反応していなかったということである。私はスマホガラケーを同じ番号で設定したことが原因だと考えて、翌日にショップに聞きに行ったのであるが、スマホの電話番号とラインのIDは別だということでそれについては問題がないということで了解し、解決した。息子のスマホ相手にライン電話がつながらない件についてはショップから息子にガラケーで電話してよく聞いて見ると、どうも息子は過去に作って今は使用していないラインのアカウントがあって、そちらの方が私のスマホに表示されてきた可能性があるようであった。大体においてその辺の仕組みからして私には奇怪というか釈然としないものである。そもそも私のスマホ画面にお友達として表示されているアイコンには、それが確かに友達かどうかを確認する電話番号などが出てこないのである。それについて店員に聞くと、プライバシーの問題があるので電話番号やIDは表示出来ないようになっているということで、実際に友達ではない他人もライン画面に入ってくることが時にはあるということである。なんやねん、それは。それでは基本的な構成としてラインには欠陥があるということではないのかとも思うのだが、どうなのだろうか。まあ私が慣れていないだけで、使い続けていると不便には感じなくなるのかも知れないが。それでも今の私には何かしら奇妙に思えてならない。それで、私が息子のラインとつながるにはどうすればよいのかと聞くと、私のスマホと息子のスマホを近づけてお互いに「ふるふる」画面を表示させてふり合えばつながるということである。ふるふる?なんじゃ、そら、ふざけてんのか、という率直な感想である。とにかくラインからしてよくわからない。私にきちんと使いこなせるのであろうか、ちょっと自信がない。これまで同様にガラケーばかりを使って、スマホは2年縛りのムダ金に終わる可能性も高い。しかし世間一般の大衆は、よくもこのような難しい物を当たり前のように使っているものだな。それとも私に何かしらの資質的な欠落があるのであろうか。ともかくも私には、考えるべきことが多いので新しいことを覚えるのが面倒なのだ。何を考えるのか。それは陰謀であるとか、日本を陰謀から救うにはどうすればよいのかなど、日本の政治が考えることをとうの昔に放棄してしまっているようなことについてである。