龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

子供を自動車の暴走から守れ

大阪、門真市の通学路で暴走行為をしている模様を動画として投稿していた少年二人が、殺人未遂の容疑で逮捕された。小中学生が広がって歩いているのが邪魔であるため、思い知らせてやろうとしたと供述しているとのことである。「邪魔」などと言うのであれば、客観的に見てどちらが邪魔かといえば、そのような危険な暴走行為をして、得意げに動画として投稿するような人間の方が、はるかに社会的に邪魔(不要)な存在であって、登下校の学生は当たり前のことではあるが、保護されるべき対象である。警察当局はきちんと殺人未遂罪で起訴して、裁判所も執行猶予などつけるべきではないと思う。これまでに日本で、どれほどの子供たちが登下校中に車の暴走による突っ込みで被害にあって命を落としているのか。日本は狭い国土の細い道路に、多量の車と数珠つなぎになって歩く子供たちが密集している環境なのだから、このような暴走行為はまさに殺人的であり、そのつもりはなかったなどの言い逃れは許されるべきではない。警察には、もうこれ以上、何の罪もない子供たちが暴走行為の被害で命を落とすことがないように断固とした厳しい姿勢で取締りをしていただきたいと思う。その関連で言えば、このような人間に車やバイクを公道で運転させること自体が、社会的な凶器、狂気になっているとみなすべきであり、そういう人間には生涯、免許を与えない法律改正がなされるべきだと私は考える。反社追放などと言って暴力団員に銀行口座を開設させないことの必要性があるのかないのか、私には今一よくわからないところもあるが、こういう暴走行為を密集地で平気でするような人間に運転を許可すべきでないことについては、疑問の余地がないのではないのか。ところが日本の一部にはいまだに暴走族や暴走行為を密かに英雄視するような精神的な風土が残っていて、たとえばTVタレントや役者などにも一体、何の才能や価値があるのかわからないが、何々暴走族の元総長という肩書が箔付けになって活躍しているような人間が少なくない。そしてそういうタレントがTVに映っている時だけは、このような社会的な問題に対して妙に良識的な発言をするというのも私はどうかと思うけどね。日本は変な国なんだな。ともかくも今後、登下校中の子供たちへの車の暴走行為による被害こそ、撲滅を目指して真剣に取り組んでいただきたい。そこには「痴漢撲滅」のように冤罪が発生することもないのだし、何よりも保護対象は子供たちの命なのだから、社会的な優先順位は最上位に置くべきではないのか。