龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

民進党の体たらく

民進党は相変わらずだな。幹事長に内定していた山尾議員が、一転、離党に追い込まれることになって、代表が変わった即座にこの有様である。イメージチェンジも党内改革も、まとまりもなければ倫理観も欠落しているし、二大政党制を目標として口にすることは百年早いですな。大体において前原というのもどうなのか。何も考えてないような、何を考えているのかわからない蓮舫よりは、マシかも知れないが、大して変わり映えはしないものである。しかし今となると、蓮舫は政治的にはいかにもカラッポではあったが少なくとも「不倫」をしていなかったという点に関しては立派である。ああいうタイプの方が身持ちは固いのである。潔癖感があるというか、きちんと自分のプライベートの生活や振る舞いは自己管理できる女であるように見える。一方の山尾議員に関しては、顔を見るのもいやである。だらしないというか、本当に最低だな。ああ、蓮舫が懐かしい。もう一度、民進党の代表者に戻してもよいのではないか。二重国籍問題などどうでもいいから、このふしだら極まりない政界の中において、不倫をしないという美徳を守ったことによって、国民栄誉賞を授与してもよいぐらいではないか。
もちろん嫌味で言っているのであるが、冗談はさておき、山尾議員は元検事である。政治家は平気で嘘を付くことが仕事みたいなところがあるかも知れないが、元検事が個人的なことで嘘を付いて、政治の信用性を失墜させてはいけないであろう。改めて言うまでもないことだが、検事の仕事は容疑者を起訴するかどうかを判断するものである。起訴されればほとんどが有罪確定なのだから、一人の人間が罪人として裁かれるか、無実になるかを実質的に決定し得る立場の者である。そういう分野から政治家に転身している人間が、「男女関係はなかった」などと白々しい嘘をついて、離党程度のことで済まされるものであろうか。それも記者に一切、質問をさせないという傲慢な態度まで取って、反省の気持ちが全く感じられないではないか。根底において有権者を見下しているからこそ、ああいう態度が取れると見做されるものである。不倫云々よりも、そのように傲慢な態度で国民に平気で嘘をつくという罪深さによって、刑務所に20年ぐらい放り込んでいただきたいものである。