龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

西野新監督の顔について

さて気分転換にという訳でもないが、サッカーについて述べたい。キリンカップの親善試合、日本対ガーナ戦を見た。0-2の完封負けである。ガーナは強豪国であるし、負け自体は時の運もあるし仕方がないと思う。それよりも気になったのは試合後の監督インタビューであるが、西野氏の目に怯えがはっきりと表れていたことである。布陣のシステムや采配について考えあぐねているということではなくて、西野氏が突如として代表監督に指名されて多大なプレッシャーに晒されている状況について、西野氏自身が内面的にまだ完全には消化し切れていないのではないかと想像されるような顔であった。個人的にはハリルホジッチ監督の解任で今回のワールドカップへの関心が半減してしまっているので半ばどうでもよいことではあるが、一戦負けただけであのような怯えた目をしている指揮官が翌日に23人の代表選手を選んで、ワールドカップ本戦で良い結果が残せる訳がないと私は思う。これは西野新監督の能力や覚悟云々ではなくて、そういう境遇に新監督を結果的に追い込んでしまっているサッカー協会の責任である。選手の選考や起用については今更のことではあるが、今日のガーナ戦を見た限りでは、香川はともかくも本田はちょっとどうなのかなと私は思うのだが。日本のサッカーは一昔前に比べれば随分、強くなったとは思うが、壁があるとすれば選手個々の能力ではなくて、意外とサッカー協会の体質に問題があるようにも感じられる。いずれにせよ4年に1回の楽しみである今回のワールドカップはまったく期待していない。前監督の不可解な解任劇でケチがついてしまったし、白けてしまったからだ。商業主義優先で勝手にやってくれればよい。