龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

ベルギー戦、観戦記

・・・眠い。けど一応、これでも仕事中なので寝てられない。しかし惜しかったなあ。残念だ。もう少しでベスト8だったのに。ただ総括するとあの戦い方では負けるべくして負けたとも言える。私は2対0で勝っている時点でもベルギーが1点入れれば確実に試合の流れは変わるであろうと思っていたが、まさにその通りになってしまった。人間、いやな予感と言うものは当たるものである。全体的な組織力では日本の方が上回っていたのであろうが、個々の攻撃力では遥かにベルギーの選手に及ばないものであることは明らかだった。2対1になった時にも1点差を守り切れる気は到底しなかった。何とか同点までに失点を抑えて延長戦に持ち込めばそこでまた流れが変わるかもしれないと希望を抱いていたがその望みも後半のアディショナルタイムに儚く潰えてしまった。結果論かも知れないが私が前回ベルギー戦への戦術で述べた通り、守備に重点を置いた戦い方に少なくとも日本が1-0か2-0に勝っている時点で変更すべきであったであろう。自陣に選手を集めて鉄の守りで守り抜くという布陣に徹し、攻撃はカウンター1本に限定すべきであった。あのように真っ向から攻撃と守備を半々の割合で戦えば、時間が経過する程に本来の実力の差が現れてくることは自明のことではないのか。ロシアがスペインに勝った試合も見ていたが、スペインは完全に攻めあぐねていてロシアの守備を切り崩すことができないまま延長戦も終了してしまった。そうなると流れはロシアの方にあるのでPK戦でロシアは勝利する結果になった。日本がベルギーに勝つにはその戦法しかなかったように思うが、もう今となっては仕方ない。原口と乾のゴールは素晴らしかった。その二つのシーンを見れただけでも寝不足になりながら見ていた価値はあったように思う。それにしてもベルギーは強かった。ベルギーとブラジルの試合が楽しみである。