龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

生きること、書くこと 45


私は今、大変である。

一年近くもかけて家裁の調停で離婚条件を話し合い、やっと調停離婚の和解条項案、締結直前になって予

想していたことではあるが馬鹿女がやはり離婚したくないと言い出した。離婚調停の前には夫婦間での民

事訴訟があった。身内の不始末に加担するためとは言え、私は訴えられていたのである。それで私は離婚

調停を起こし、何度も家裁に足を運び、破格の条件を提示して次回合意(離婚)成立という時にこの有様

である。

もう無茶苦茶である。日本は一体どないになっとんねん。

馬鹿女は特殊かも知れないが、極端に特殊というわけではない。私もまた、どこにでもあるような今日的

日本風景の一部であり、それらを舞台に否応なく喜劇を演じさせられているのである。家庭の中に腐った

政治の力学が侵入し過ぎている。

誰がこんな日本にしたんや。責任者出て来い。

いや、日本のことなどどうでもいい。いっそのこと沈んでしまえ。

私は日本のことなど構ってる場合ではないのだ。

子供も可愛いのは5歳ぐらいまでである。

正直なところあまりに大変だと子供に対する愛情も薄れてくる。

子供を殺す親の気持ちはわからずとも、欺瞞的な社会システムに全ての悪因があることは私にはわかって

いる。

この国は根元が腐っているから

女がねじれ、男は迎合し、子供が死んでゆくのである。

要するに人間という自然が病んでいるのだ。

斯くなる上は、自らの命を賭してでも離婚してやるぞ。

たとえ悪魔に自らの魂を売り渡そうとも。



「冷戦時代にアメリカによって安全を保障され、豊かさを享受してきた日本は、ソ連が崩壊したことで、

自由主義の確立というイデオロギーを失いました。そして、価値基準や価値体系が混沌とした結果、本文

で述べたように多くの「人格障害」の人が世に出現するようになりました。

しかし今後、アメリカが強引な政策を推し進めていけば、新しい価値基準、価値体系が生み出されるかも

しれません。それはおそらく、日本国内に親アメリカvs反アメリカという勢力地図を生み出し、混沌の

時代は終わりを告げることでしょう。

そのとき「人格障害」は、おそらく世の中で目立たない存在になっていると思います。なぜなら[人格障

害]は、今の時代だからこそ溢れているからです。」

人格障害かもしれない どうして普通にできないんだろう』

磯部潮著 光文社新書 “おわりに”から引用