龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2014-01-01から1年間の記事一覧

正義の角笛

たとえば性犯罪の厳罰化ということについてであるが、性犯罪のコアとなる強姦致死傷罪の量定刑を重く変更するということであれば、一般的には特に異論のない議論であるのかも知れない。しかしいわゆる性犯罪の中で強姦致死にまで至るケースはほんの一部であ…

ヘイトスピーチの発端

馬鹿のことはどうでもよいが、微罪の取り締まり、検挙の有り方については、どうでもよくはない。再度、言及するが、2012年に元在特会の幹部ら4人が、ロート製薬の本社に、韓国の女優、キム・テヒがCMに起用されたことに抗議に行って、そこで担当者と…

馬鹿の道

タレントの江角マキコ氏が、長島一茂氏のことを「バカ息子」などとたとえ心の中で思っていても決して言ってはいけないようなことを、自分のマネージャーに命じて一茂氏の自宅の壁に落書きさせるという大胆な暴挙に出た疑いがあるとのことである。同じ小学校…

未だ反省のない朝日新聞

人間、生きている限り学び続けなければならないこととは、人は自分と考えが違うものであり、その違いを尊重しなければならないということだ。自分の考えを無理やり相手に押し付けたり、威迫によって改めさせることは出来ない。価値観など違って当たり前なの…

思想、信条の罪深さ

法の下の平等という大原則がある限り、特定の団体の特定の行為を対象として新しい法律を制定するというわけにはいかない。ヘイトスピーチであれば在特会という団体のデモ活動が問題視されてきたわけだが、いざ法律で対処するとなると前回にも述べた通り、ヘ…

イノセントな議論をヘイトせよ

油断、放置しているとヘイトスピーチへの対策が、一気呵成に人権擁護法案に流れると考えられる具体的な根拠はある。先ずヘイトスピーチの定義付けが曖昧な上に、一々役所の人間が現場を確認して判断することも困難である。警備でデモに随伴している警官であ…

正しい抗議活動の在り方

ヘイトスピーチは二つの意味で問題がある。先ず第一は、純粋に差別的な表現そのものの問題であって、何の罪もない在日の人々の心を傷付けるということは認めなければならない。しかしそれを根拠に、ヘイトスピーチを法的に規制すべきであるかどうかの判断は…

橋下氏はもはや限界か。

橋下氏は、当初はもう少し政治家として大成する見込みがあったようにも思ったものだが、ちょっと苦しそうだな。大成以前に、政治家に成り切れていないように見える。中身はまだタレント弁護士から完全に脱皮できていない。どこがどうと具体的に指摘するのも…

橋下氏の発想

相変わらず橋下氏は口が軽いな。どうもこの人は、政治家に向いていないのではないかと思える時が多い。ヘイトスピーチの在日被害者が人権被害の慰謝料請求を求める裁判を起こしやすくするために、税金で訴訟費用を全額負担する制度の創設を目指す意向を表明…

知らぬ間の秋

本を読む 行間に秋 澄み通る

左翼の原理

それでは我々が今、問い直さなければならないことは、永遠の対立軸の如く常に目前に定置されている右翼と左翼の区分とは、一体何なのかということである。さあ、皆さんにもよく考えていただきたい。右翼と左翼の本質を。一般には、特に最近の傾向として「右…

正義の採算

長年の間、朝日新聞や毎日新聞などで左翼思想の正義に殉じてきたはずの人間が、その社会的身分を離れて自由に物を言えるようになった時に、雑誌の対談などで、元在籍していた組織を「正論」で平然と批判するということは、まま見られることである。たとえば…

断末魔の朝日新聞

朝日新聞が、慰安婦報道で広告掲載を拒否した週刊現代と週刊新潮を買って精読した。しかし、このような内容の記事で広告を拒否するとは朝日新聞は、事の重大性が分かっているのだろうかと言う気がする。不当な内容の、まったく根拠のない批判であるなら、そ…

憂鬱なる神学 6

人生の苦しみの源が「執着」で、仏教はこの世の全ては仮象の姿であって実体がないと衆生に教えることで、物質的世界観の固定観念を打ち壊し、執着への迷妄を取り除こうとする。我々日本人にとって非常に親しみがあり、また広く流布されている般若心経は、人…

憂鬱なる神学 5

うらめしや、で締めくくった後に、神について述べるのは少し気が引けるが、まあ、よしとする。ということで「憂鬱なる神学」の第5回だ。今回は先ず初めに、神とはどのように定義される存在であるかということについて思うところを述べたい。と言っても私は…

新聞とパチンコ

マスコミがパチンコ批判をしない理由を知りたければ、新聞の朝刊を開いてみればよくわかるよ。何、わからない、そんな記事はどこにも出ていないって。相変わらずの馬鹿だな。新聞がパチンコ業界の問題を本気で追及するような記事を載せる訳がないじゃないか…

ヘイトスピーチとパチンコ

国連委員会が日本政府に対して、ヘイトスピーチの禁止法案を制定するように勧告する案をまとめている。確かに人種差別禁止という観点から見れば、ヘイトスピーチに問題がないとは言えない。在日の人々に対して、集団が拡声器を使って、「日本から出て行け」…

沈没からの脱出

話は変わるが、19日の朝日新聞夕刊に、「島が沈む・・・1000人全員移住」の見出しで、ソロモン諸島のタロ島が、海面上昇による水没を避けるために住民をまるごと、対岸のチョイス島に移住させるとの記事を掲載していた。タロ島は海抜2mにも満たず、海面…

魂の社会学

たとえば、神学とは何の関係もないが、まんだらけの万引きの事件を題材として、考察するとこういうことになる。犯人の顔写真の公開について、結局、期限の直前に中止となったが、警察から止めるように要請されて、押し通せるものではない。そんなことをして…

憂鬱なる神学 4

さて、それでだ。神を思念すると言っても、神とは人知を超えた存在であり、考え続けたからと言って、一体何がわかるのだろうかという疑問もあることであろう。確かにその通りなのであるが、しかしそれでも考え続けることに意義があるのである。以前に、権威…

地方政治の悲惨なレベル

何が何やら、本当に世の中、訳がわからないというか、情けない。34歳の大阪府議が、女子中学生を相手にLINEをやっていて、その仲間から外されたことに腹を立てて、恫喝のメッセージを送ったのだとか。何を考えているのか、何も考えていないのか。いや…

慰安婦問題と朝日報道の本質

朝日新聞が8月5日、6日に掲載した、慰安婦問題とその報道についての検証記事について感想を述べたい。主な要点は、一部の「強制連行」の事実や証言(済州島における吉田清治氏の『慰安婦狩り』)を明確に虚偽だとして、否定したものの、慰安婦には、総じ…

憂鬱なる神学 3

それで何だったっけ。そう、だから誰か、宗教の信者に勧誘された時にはこのように答えなければならない。あなたが私を救うというのであれば、先ずあなたがあなたの宗教によって、見事に救われて見せてください。あなたが真に救われた時には、私の幾分かも救…

平和

冷房下 素麺食べて ニュース見て

騒音の軽さ

喧しき 蝉も掃かれて 静かなり

力尽きて

伴侶得て 種残せしや 蝉骸

天地転倒

ゴキブリも なぜか死ぬときゃ 天仰ぐ

殻(空)の力

街路樹に 空蝉未だ 踏ん張れり

短い寿命

蝉の声 余韻に満ちて 夜涼し

写りますか

幽霊も 1億画素の 0と1