龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

エッセイ

二つの存在

日曜日のことであるが仕事に疲れてきたので、飲みに行こうと最寄りの地下鉄の駅に向かってとぼとぼと歩いていると、自転車に乗った若者が私の横を通り過ぎた。その若者のTシャツの背中を何気なく見やると、3色ほどの色数でNEVER SAY DIEとプリ…

道徳意識に関する問題

さて皆さんに社会的な規範意識と倫理観、そして生活上の危機管理能力を問う設問です。次の設問は来年度の国立大学の入試問題に出題される可能性もあります。現在、受験生の方々や受験生の両親も真剣に考えていただきたいと思います。 次のA、B二つのケース…

日本政治の悪徳性について

各人に自覚があるかどうかはともかく、政治も報道も含めて、日本の議論とは全て議論のための議論であって、前向きに物事や懸案事項を解決に向かわしめたり建設的に前進させる性質のものではない。だからいつも議論が本質から横に逸れたところで回転木馬のよ…

通り魔事件と日本の言論

下らないなどと言えば、反感を買うであろうが、それでも下らないものは下らないとしか言えない。通り魔事件で自殺した犯人に対して「死にたいなら一人で死ぬべき」との発言を問題視すべきかどうかということの論争がいつまでも覚めやらない。論争の趣旨はわ…

わかるべき人とは誰なのか

本当は私も忙しいし、言ったところで何の得にもなるものではないし、気分的にも鬱陶しいだけで、言ったから溜飲が下がるというものでもないのだけれど、それでもあまりにも世の中の状況と言うのか、現実と世論の一般的な認識のギャップが大き過ぎるので言わ…

わかるべき人にだけ伝えたい

WTO敗訴の対抗措置ということではなくとも、韓国産養殖のヒラメや貝など水産物の寄生虫が原因で、日本国内において食中毒が発生していることは何年も前から一部では指摘されていたことである。その要因は韓国では下水の処理が不十分で不衛生な水が、海に…

日本の政治から失言をなくす方法

ついでに言えば、橋下氏は丸山議員の戦争発言について政界復帰に向けてアピールしているつもりなのかどうか知らないが、殊勝にも僕の責任だなどと謝罪した上で丸山議員は辞職すべきである旨の発言をしているようだが、橋下氏は維新の会の元代表として自分が…

一貫する日本の空虚

しかしこの国の言論空間は本当に異様である。少なくとも私には異様に見えるのだが、頻繁に繰り返されて当たり前の光景になってしまえば、異様が異様でなくなるのであろうか。そこに人間精神の健全性は存在するのであろうか。丸山議員の戦争容認発言に対する…

森全体を見よ

結局、日本の政治がやっていることは失言、問題発言に対する言葉狩りだけである。それ以外の、本来政治がやるべき経済などの生産性のあることや、外交問題の解決、前進につながるようなことは何一つとしてやっていない。言葉狩りが全てであり、そしてその風…

野党議員に質問する

それでは本題の丸山議員の戦争容認発言の件に戻るが、私は丸山発言に問題がないとは言わない。それではどこに問題があるかと言えば、先ず第一に酔っていたということ、第二に元島民が丸山議員の戦争発言に対して拒絶反応を示したいたのに関わらず、強引に自…

井上尚弥の強さについて

今日の私はご機嫌である。井上尚弥の試合には興奮させられた。1ラウンドを見た限りで言えば、ロドリゲスはかなり手強い相手だったのである。過去最強の対戦相手という触れ込みが大袈裟なものではないことがよくわかった。下手をすると井上のKO負けという…

野党連合は民主主義の破壊団体である。

どれほどその時代の空気感にそぐわない発言であろうと、少数意見は弾圧されることなく守られなければならない。丸山議員の戦争発言も同じである。問題発言をすれば辞職に追いやられなければならないのであろうか。ならばその問題の問題性は誰が、どのような…

あまりにも日本的な恥知らずの精神性

日本人の情報に対する読解能力がどんどんと低下しているようで危惧される。そもそも日本人には情報を自分の頭で自律的に解釈して、その問題の真相や本質を追及するということは無理なのであろうか。外聞の良い社会正義に躾けられた反応しか示せないのであれ…

低劣な魂の政治手法

丸山議員の戦争発言が、除名や辞職に相当するほどの問題性があるのかどうか私にはわからないが、現下の状況のように政治家も政治家以外の民間人も、挙って誰も彼もが一致団結して袋叩きにしなければならない必要性なり妥当性があるというのであれば、その発…

国民を馬鹿にするな

領土問題は本来は戦争でしか解決し得ない。それは極論ではなくて一つの真実であると考えられる。もちろんだから、すわ戦争突入という話しにはならないし、そういう解釈をする人の頭の中身の方が、極論的な平和論者だと言えよう。より厳密に現状の世界情勢を…

令和のスタートに際して

天皇陛下が崩御して自粛ムードの中で新しい天皇が即位し元号が変わるのと、今回のように生存中の天皇が譲位して上皇となり改元するのでは、世の中全体のムードが異なることは当然のことであるが、それを昭和から平成への転換期と比べて社会が明るくなったか…

花見と酒と日本人の幸福について

酒と言うものは、色々な意味でリスク要因である。健康を損なうということだけでなくて心配の種でもある。私が免疫力を向上させるために、2年半の間、断酒していて、身体の調子がよくなってきたことと高校時代の同級生との付き合いが増えてきたことなどから…

令の原義について

何がビューティフル・ハーモニーだ。そういう体裁の良い説明に丸め込まれているようでは、全然話しにならない。だから馬鹿を相手に話しをするのは疲れるのである。「令」という言葉は、どの辞書を調べても最初に出てくるのは「命令」である。辞書にもよるが、…

地球的な違和感と不一致

新元号の名称なんて馴染めば何でも良いのだろうけれど、「令和」の令が、命令の令というのは、少なからず抵抗感がある。命令の下にある和というのは、いかにも日本らしいのかも知れないが、そういう一つの秩序が幸福感を生み出さなくなってきていることが、…

酒と我が人生の日々

免疫力を引き上げるために2年半の間、断酒して思ったことは、本当にこの国はTVをつければ酒のコマーシャルばかりだし、ちょっと外に出ても酒の看板やポスター、チラシばかりが至る所で目について、洪水のような酒の情報というか誘惑に四六時中、浸かるよ…

法律と道徳について

日本は法治国家だから法律に従わなければならないことは当然のことである。しかし法律と道徳は異なる。その二つを混同している人間が世の中には多過ぎる。一般大衆だけではなく、インテリ層の言論にも多く見られる。道徳とは何かと言えば、一口でわかりやす…

映画とドラッグについて

ピエール瀧が捕まったのか。残念だな。いい俳優なのに。映画『凶悪』で見たピエール瀧の演技は、存在感が圧倒的であった。殺人者を演じた日本の映画において、『凶悪』のピエール瀧は『冷たい熱帯魚』のでんでんの演技と共に、その危険性が群を抜いていた。…

貧困化する日本の生活事情

やれやれだ。息子の大学入学が決まってほっとした。昨年の11月ごろからやれ推薦入試だ何だと、忙しいというか神経が磨り減るというか、親の私が何でこんなに気苦労しなければならないのかと思うのだけれど、とにかく今の入試制度が異常に複雑過ぎて、過保…

民主主義とは何なのか

頭の悪い人間は、民主主義とか選挙を万能のように考えて、選挙を重ねるごとに問題が解決したり社会全体が進歩していくという幻想に囚われているようだが、そんなことは有り得ないし、そうであれば誰も苦労しない。民主主義は確かに可能性が開かれた市民社会…

反差別への陶酔と言論の抑圧

在日の人への差別はいけないことであるし、差別がないとは言わない。しかし日本では犯罪者が在日の人間であることが判明したからといって、罪が重くなることがないことは当然のことであるが、それが理由で世間の批判や風当たりが強くなることも有り得ない。…

下らない理解に耳を傾ける必要はない

1910年の日韓併合条約は、当時の朝鮮国内において強固な反対意見があったにせよ、両国の合意によって締結された国際的にも合法な条約であって、日本側が背後から拳銃か何かで脅しながら無理やり調印させたものでは在り得ない。韓国側の主張する強制とい…

毎日新聞記事を検証する

政治家だけではなくて、マスコミの皆さん方も事実を正確に伝える日本語の使い方を勉強しましょう。自民党の政治家は、今、言葉に気をつけないとつまらないことで集中砲火を浴びて、失脚に追い込まれてしまうぞ。毎日新聞が、2012年の韓国窃盗団による長…

政治言葉の弊害について

取り敢えず日本の政治家は、先ず日本語を適切に使用するということから学ぶ必要がありそうだな。安倍総理は30日の衆議院本会議で国民民主党の代表から、施政方針演説で韓国に言及しなかった理由を問われ、「非難合戦になるのは適切でないと考えたため」と…

大臣のチープな頭と精神

いやしくも日本の防衛大臣であるならば、日本が今、直面している状況を踏まえた一言一句の適切な言葉を吟味して発言しろよ。他人事のような軽い調子で適当なことを言ってお茶を濁したいのであれば、日本国民の平和と安全のためには役に立つどころか、足を引…

韓国は仮性敵国である

低空威嚇飛行などと未だに韓国は、日本に謝罪を要求する姿勢を続けているが、そのような主張が本当に第三者的に信用されると思っているのであろうか。一般の韓国人は、このような自国政府の子供じみた外交姿勢を恥ずかしく思う感覚はないのか。日本の海上自…