龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2011-01-01から1年間の記事一覧

日本の危機

You Tubeにアップ・ロードされている「緊急警告・TPPに参加してはならない」と題した以下の動画をTPPに関心を持つ全ての人が見て、よく考えていただきたいと思う。 http://www.youtube.com/watch?v=gI_cIWjd5O0 私は一人の表現者として、自分の言葉…

TPP加盟反対 5

政治も信用できないが、政治以上にマスコミが信用ならない。私と同じような感想を持つ人は恐らく多いと思われる。では、なぜマスコミが信用ならないのかと言えば、マスコミが政治的な報道に終始しているからである。マスコミが一企業として政治的な見解を表…

出来レースのTPP

松下政経塾とやらは、一体何を教えているのか知らないがろくな人間がいないな。何が、「最終的には私が政治判断をする」だ。偉そうなことを言うな。そういう一丁前なセリフは自律的な自主判断で、イエスにもノーにも自在に答えを変更し得る能力と覚悟がある…

TPPとマスコミ改革

どうしてもTPP交渉への参加をするというのであれば、TPPに関連して是非、言っておかねければならないことがある。国際化、自由化の流れを無条件に肯定し受け入れるのであれば、マスコミだけ例外扱いし続けることは極めて不自然であり、また弊害が大き…

議論の効用

民主主義に議論は必要であろうが、議論が民主主義の質を決定するとは私には思えない。民主主義の質を実質的に決めているものが何なのかを追及することが、私にとっての一つのテーマである。だからブログで記事を書いても、誰かの記事を読んでもコメントで意…

民主党存続は日本の危機

想像していただきたい。あなたの家の庭(領海)内に隣家(国)の住人(漁船)が無断で入ってきているのを発見したあなたは警察(海上保安部)に通報し、一旦隣人は逮捕されたが、隣家の主が悪いのはあなたの方だと猛烈に怒り出したので、あなたはこれ以上隣…

危険な関係

気になる報道がある。韓国ソウルで日本人女子大生が9月下旬から行方不明になっている事件だ。海外の一人旅には、それも若い女性であれば特にそうだが危険性は付き物であるから自己責任と言えないこともない。また危険度ということであれば、私は必ずしも韓…

TPP加盟反対 4

政治家の言葉には品性が表れている。TPP加盟推進派は、交渉に取り敢えず参加しても日本に有利な条件が引き出せなければ離脱すればよいと言う。あるいは“慎重派”という名の“隠れ推進派”は、交渉に参加して仮に締結することになったとしても、批准の時点で…

TPP加盟反対 3

野田総理がハワイで行われるAPEC首脳会議を目前に、TPP交渉参加の意思を固めたことが報じられた。TPP加盟の是非を論ずる前に、先ず我々はその前提としてアメリカと言う国の本質をよく理解する必要性がある。アメリカとは、アメリカの資本主義とは…

TPP加盟反対 2

TPPは、当初シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの経済規模の小さな4カ国が提携して経済連合のスタイルを取ることにより、市場におけるプレゼンスを高めることが発足の目的であった。ところが2010年にアメリカが参加を表明したことで大…

TPP加盟反対

“いつまでもあると思うな、親と金”という箴言の句があるが、これを日本という国家に当てはめれば、“いつまでも続くと思うな、食、平和”となるであろう。世界人口は今月末に70億人に到達するとのことである。スーパーやコンビニの棚にいつも食料品が溢れて…

デフレの恐怖

本当に気の毒だとしか言いようがない。焼肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で14歳の少年が入院後、半年間も意識不明の状態が続いた後に亡くなった。我々部外者はともすれば忘れてしまいそうになるが、少年は事件を風化させないようにこれま…

最悪の一日 4/4

さて斯様に人生において自らの個性と付き合ってゆくことは誠に厄介であるが、そこに権力が介在すると問題は尚一層複雑になる。社会の活力や成長を促進するダイナミズムは整然と区画化された秩序体系からは生まれてこない。皆が皆、同じような感じ方、考え方…

最悪の一日 3/4

自転車で来ていたのだが、帰り道、私は自転車にまともに乗ることすらできなかった。商店街の中で派手に自転車ごと倒れて、ばしゃんという大きな音が響き亘る。後ろの方から、「大丈夫ですか。」という声が聞こえる。実は私はその「大丈夫ですか。」の誰か男…

最悪の一日 2/4

「お前な、結婚して子供もできて、こうやって自分の店も持てて出世したのはええけどな、嫁さんが子供連れて実家に帰ってしまってるて、どういう事情か知らんけどな、金だけは毎月、きちんと振り込んどかなあかんぞ。自分に出せる範囲内の金額を、一定の日に…

最悪の一日 1/4

最悪の一日は特別な予兆もなく、ふとした出来事から始まる。ここに一つの短い私小説を皆様にお伝えすることにする。但し大して面白くないことは先に言っておく。 先日の夕刻、私は一人で自宅から一駅離れた場所にあるお好み焼き屋で食事をしていた。最初にお…

美を生む毒

毒を有する植物の花には独特の美しさと佇まいがある。どこか世を儚んでいるかの風情が、路地裏の道端などにひっそりと咲いている光景に遭遇すると心を魅かれて見入ってしまう。意外と民家に多く植えられているのが朝鮮朝顔の木で、私は下向きに咲くエンジェ…

右翼と左翼

右翼と左翼の概念区分が、正直なところ私には今一ぴんと来ないと言うか、よくわからない。私自身を考えて見ても右翼的なところもあれば、左翼的なところもある。日本という国を愛しているのかと問われれば、愛しているような気もするし、全然愛していないよ…

ジ・アザー・サイド

現実を見よ、と人は言う。 しかし時に現実は泥沼となり 喘ぎ、もがく人間を溺れさせることであろう。 果たして溺れる人間に沼の全体を見ることなど出来るものか。 なら溺れないためには、どうすべきであろう。 泥沼を、底まで見通せる澄み切った湖へと どう…

もう馬鹿、馬鹿、馬鹿。

先日の夕刻、元妻から携帯に電話が掛かってきて何かと思えば、困ったように笑っている。こういう時は大抵、何かの頼みごとだ。息子に関することではなさそうなので、取り敢えずは安心して、「どないした。」と聞くと、「また自転車持っていかれてん。これで…

利権と道徳

妻が夫を殺害する事件が起きた時に、新聞社が加害者を擁護するように妻が主張するところのDV被害を書き立てることは、“死人に口なし”であると前回述べたが、正確に社会考察するならば必ずしもその表現は正しくはない。 DVに関しては、痴漢などの破廉恥罪…

殺人の評価

新聞の殺人事件記事を読んでいて気になることがある。と言っても気になるのは私だけで、ほとんどの人は気にしないのであろうが、これでいいのかとやはり気になる。家庭内殺人で妻が夫を殺害する事件についてだ。と一口に言っても様々なケースがあるはずであ…

私という道

あなたは知っている。 あなただけではない。 道行く私の知らない人々が知っている。 人間だけではない。 街路樹のプラタナスや石鉢に植えられたカポックの木が 知っている。 植物だけではない。 鳴き声のうるさい近所のコーギー犬や痩せ細って目付きの悪い野…

落ち葉

取引先のある会社が毎月、公益財団法人モラロジー研究所が発行している“ニューモラル”という小冊子を送ってくださっている。内容は名前の通り道徳についての啓発書なのであるが、私は不勉強で申し訳ないのであるが本文については忙しいこともあってほとんど…

金と思想と幸福

先日9月18日(日)のことであるが、私は岸和田のだんじり祭を見学に一人で行っていたのであるが人の多さと暑さに疲れ果てて、夕方4時ごろ難波駅にまで戻ってきた。時間はまだ少し早いがどこかで一杯飲んでから帰ろうかと高島屋の前辺りに出てきた時に、…

日本独立の条件

通貨とは単に指数的に捉えるだけではなく、併せて観念的に思考する能力と哲学を持たなければ、これからの国家は破滅に向かわざるを得ない運命にあると言えるのではなかろうか。と、偉そうなことを言っても私は経済に関してずぶの素人であるし、基礎的な勉強…

日本売却の危機

東日本大震災の復興財源に日本郵政株の売却益を充てることを検討するだと、その金額が簿価ベースで7兆円程度だと、野田総理はよくもそんな恐ろしいことを平気で口ずさめるものだな。また財務省からそう言えと指示されたのか。 誰に売るんだよ、誰が買うのか…

死の国

今年の5月にオープンしたばかりの大阪駅の大阪ステーションシティには、週末に何度か見に行ったがそれなりに人込みで賑わっていた。再開発が進められている大阪駅周辺は三越伊勢丹が新たに進出してきたことでこれまで以上に密集した百貨店集積地に生まれ変…

政治とカネの正体

「政治とカネ」の問題に関しては、少なくともそのキャッチフレーズはもう、うんざりするほど聞き飽きているのであるが、結局何が根本的に問題なのか、ということについて我々国民は思考放棄してはならないと思われる。日常の生活空間の上辺に蔓延る情報に惑…

夢のまた夢

夢は面白い。私は興味深い“作品”の夢を見ることがちょくちょくある。自分で言うのも何だが私の見る夢は時にとても豊かである。象徴的な解釈において豊かなのではなく、どこかリアリティーが感じられる豊かさなのだ。今朝はこのような夢を見た。記録を兼ねて…