龍のひげ’s blog

子供たちの未来のために日本を変革する

2011-01-01から1年間の記事一覧

どじょうの決意

まだ発足したばかりなのでよく分からない部分はあるが、野田首相は会見記事内容を読む限りは人事の布陣と同様に政策においてもバランス感覚は持っているようである。首相官邸で記者会見している姿もTVでちらっとしか見ていないが、随分“まとも”に感じられ…

利権と栄華

2年だな。いや実質的には1年か。 何がかと言えば、民主党が自民党化するのに要した期間である。今やマニュフェストも捨ててしまって名実ともに旧自民党である。これでは大連立への誘惑が断ち切れずに当然であろう。国民不在の壮大な茶番政治である。自民党…

詐欺の政治

子や孫の代まで膨大な国の借金を引き継がせてはならないというフレーズが、増税推進の決まり文句のように使われる。野田新首相も民主党代表選前にその決まり文句を引用し、財政再建を引き伸ばすことを詐欺政治だとまで言っていた。確かに子や孫という言葉が…

順序が全て

財政再建は避けて通れない、先延ばしに出来ないという考えは、一面的なものの見方に過ぎない。財政は財政だけで独立して成り立っているわけではない。経済や国民生活との関連の中で位置づけられるべき指標である。他の全てを犠牲にして、財政だけを健全化す…

一年間の辛抱

仕方ないこととは言え、中々民意を反映した政治になり難いものだ。 そもそも民意というものを、その時々で政治家やマスコミによって誘導されるものではなく、国民がしっかりと自立的に強い意志で思考できるようにならなければ、政治を国民の側に引き寄せるこ…

子供を救え

しかし本当に子供の虐待死だけは、どうにかならないものだろうか。「ごめんなさい。」と謝っている何の罪もない子供を殺すなんて、あまりに酷すぎるではないか。私がいくら嘆いたところでどうなるものでもないが、もう我慢の限度を越えている。嘆くだけでな…

表現の戦い

確かにその通りだ。前にも述べたように、私はTV局の韓国ドラマやK-POPの放映が多いことを偏向だとして批判すること自体は、それほど意義のあることだとも思えないが、一つの社会現象として数千人単位での抗議活動がデモとして起こっているのであれば…

徳なき政治の帰結

細かな事に、腹が立つ。 毎月、元妻に養育費を銀行振り込みで送金している。私も元妻も三井住友銀行の普通預金口座を持っているので、同行間の送金なのだが、支店が異なるので送金手数料が掛かる。私は送金の記録を兼ねて、養育費振込み専用に“振込み便利帳”…

国の仕組みと洗脳

働いている女性の中で「男女共同参画」という言葉を聞いて、心がときめいたり胸に響く層の割合は一体どのくらい存在するのであろうか。 たとえばキャリアの高級官僚であれば、心はときめくであろう。小さな子供を抱えた女性弁護士もそうだ。民間企業であれば…

TVを消して、本を読もう。

どうも世の中の流れについていけない。 別に私は、流れに乗ろうとも、流れを塞き止めようとも、流れの進路を変えようとも思わないが、岸辺に座ってただぼんやりと川を眺めているだけである。いろんな雑多な物が流れてくる。 俳優の何某が、フジTVの韓流を…

一元思考下の女と男

離婚してみて、分かることがある。分かると言っても、私が経験上、個人的に分かったということだから一般化できる話しではないが、そこにはそれなりに普遍的な真理も含まれているものと思う。 それは子供の世話は、父親よりも母親の方が絶対的に向いていると…

世相が問うもの

小学校5年生の息子が夏休みに入ってから、林間学校に行ってきた。出発の前の日に電話すると、用意した荷物をスポーツバッグに詰め込んでいたところで 「めっちゃ、楽しみや。」と声を弾ませていた。 それで帰ってきてからまた電話して、「どうやった、楽し…

錯誤詐欺の政治

油断すれば騙される。これは老いも若きも、現代社会の日常を生き抜く上で絶対に必要な心構えだ。本当に、今の世の中は“騙し”のテクニックに満ち溢れている。 一例を挙げれば、どこからか中小・零細事業者向けに請求書が届く。普通は身に覚えのない金など誰も…

蝉の声

神の声は聞こえずとも 蝉の鳴き声だけは、はっきりと聞こえている。 蝉の鳴き声に御利益はないが 今この瞬間に、確かに私が生きていることを 証明してくれている。 そう言えば昨晩は大雨であったのに これら数多の蝉たちはどこで過ごしていたのであろうか。 …

今後の政局予想

どうも民主党の岡田幹事長やその他菅首相の側近たち、また鳩山前首相も菅首相は8月中あるいは盆ぐらいには辞任すると本気で考えているようだ。それで、菅首相退陣後の党代表選に馬淵澄夫前国土交通相が出馬を表明するなどの動きが出てきている。 もちろん私…

民主党を分けろ

退陣3条件の法案成立に、野党が慎重になるのは心情とすれば理解できないこともない。菅首相が本当に辞任するかどうかわからないのに、手持ちのカードを切ってしまいたくはない。手持ちのカードがなくなって、菅首相に居直られてしまえば馬鹿を見るとの不安…

腐った野菜

また、死んだ。 何がって、馬鹿親がパチンコに熱中している時に、車中に放置された子供の熱中症による死亡のことである。前(6月22日)にも述べたが、基本的にパチンコというギャンブルは脱法行為である。景品を経由して換金しても賭博であることに変わり…

夏の生命

台風が猛暑を払ってくれたからなのかどうか知らないが、この2~3日はそれほど暑くはなかった。問題は8月と9月だ。 それはそうと日本の夏は蒸し暑くて、ただでさえ不快なのに、その上に不快極まりない生き物まで現れる。そう、ゴキブリである。我が家では多…

あっかんべー

世の中、わからないことが多い。年を取ると新しいことに付いていけないので、時に妙な勘違いをしたりする。 一例を挙げれば、私は、“AKB48”を、ロシア製の拳銃の名前だと勝手に思い込んでいた。大体において私は、新聞記事や新聞紙上の雑誌広告をチラッ…

離婚と社会思想

もうすぐ学校では夏休みが始まるが、小学校5年生の我が息子はもうすでに1学期の成績を知らされている。5(5段階評価)が4つ以上あったらPSPを買ってやると約束していたので、気になって電話で聞いてみた。 「5、何個やった。」と聞くと 「2個。あ…

大義なき腐臭

思い返せば、あまり思い返したくもないが、昨年の9月には尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突させて中国人船長が逮捕される事件があった。その後に東北大震災が発生したため随分、昔のことのように思い出されるがまだ1年も経っていない。菅首…

小物のブラフ

騙されてはならない。菅首相は、そろそろ“見せ掛け的”に解散・総選挙の腹を固めつつあるので、“脱原発”などのパフォーマンス言動は、基本的には選挙対策に過ぎない。税と社会保障の一体改革なるところの消費税増税論議も一旦封印して、現時点では官僚と“対立…

左巻きの右投手

首相が1年ごとに、ころころと交代する日本の政治は、外交的に見ても好ましいものでないから首相就任後、短期間での辞任は避けるべきだという声がメディアにおいて散見される。確かに日本の国際的な評価にプラスになるものではないが、その論調には民主政治…

真夏のアスファルト

はぁー、暑い。溶けそうだ。 しかし今から溶け始めていたのでは、9月ごろには私の肉体は蒸発してしまってなくなっているかも知れないな。昨日の土曜日に、ちょっと用事があったので大阪駅周辺をうろついてきた。別に調査目的ではないが、新しく出来た商業施…

大阪人と”いらち”

大阪人の特徴を言い表わすキーワードに“いらち”がある。この、“いらち”の意味合いを非関西人に説明するのは、なかなか難しいが、単にせっかちだとか、イライラするということだけではないと思う。苛つく理由の一つに、官僚的な手間や無駄に対する反発がある…

パチンコと政治

人それぞれにライフスタイルというものがあるから、一概に決めつけて批判はできないけれど、平日の朝10時前から、いい年をした大人たちが仕事もしないで、パチンコ屋の前でだらしない恰好で並んでいる姿を見ると、見慣れた光景だとは言え、日本は本当に呆…

詩人の証明

誰かに理解されたり 認められたり 愛されることが、人生の唯一の目的ならば 私は、もうすでに死んでいるようなものである。 でもそれでも、いいじゃないか、と思う。 死んで生き、生きて死ぬ。 そういう風変わりな人間が、この世に一人や二人はいなければ 世…

幸せですか。

社会のルールだから仕方ないのかも知れないが、電気料金の支払いを一定期間、滞納すれば、問答無用で電気を止められる。幸い私は、これまでの人生でそのような憂き目に会ったことはないが、小さな子供がいる家庭であるならば、電気を止められて、子供たちは…

墨と闇

民主党が、次期政権で大連立を望む理由は、はっきりしている。別に、私が偉そうに解説するほどのことでもないし、わかっている人は多いと思われるが、一方でわかっていない人も多数いるようなのでやはり一言、言わなければならない。理由はいたって簡単で、…

愛の対立

もう、本当にあまりに馬鹿らしくて何も述べる気にはならないのだけれど、脱力感の中で気力を振り絞って言えば、震災の復興に関する日本の政治は、“大連立”などではなくて、きちんとした与野党対立構図の中で出来ることではないのか。また、そうすることが政…